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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   こうしてケーキミックスは(感)   チェリー

 こうしてケーキミックスは大ヒットした。そして、ついに日本に目が向けられた。ただし、そのころ日本にはオーブンを持っている家庭だほとんどなく、ケーキミックスを持ちこむわけにはいかなかった。しかし、オーブンはなくても自動炊飯器ならどの家庭にもある。そこで、自動炊飯器で作れるようにした。ところが、ケーキミックスは日本では完全な失敗だった。日本の食文化におけるお米の重要さはいうまでもない。一日のうちで、一番大事な夕食がいまだにお米なのだ。そのご飯をたくのと同じ器でケーキを作ると、バニラやチョコレートに汚染されてしまうのではないかー。日本の主婦がひかかったのはそこだった。(要約)
 「白米も一つで食べるとおいしいね〜!!」(書き出しの工夫)
 私は長文を読んで、私たちの家庭ではあまりないが、白いご飯の重要さを感じた。ところで、私は二日に一回は白いご飯を食べている。私は、病気があるので食べるものがだいたい決まっているのである。それは白米を食べる日は決してパンやうどんなどは食べない。また、私は白米を一つで食べるのも好きだ。
 私は去年、治りょう中牛乳に反応して、ERに運ばれた。しかし、入院することなく家に帰った。そして、次の日に母が作ってくれた朝ごはんは、白いご飯と豆のおかゆだ!!やはり、具合が悪い時また弱っている時は、ご飯が良いのだ。こういう時に、ピザやスパッゲッティーを食べる人がいるだろうか。白米はまるで日本人が持っている希望のようなものだ。(たとえ)(体験実例)
 私はおととい、母と共にテレビを見ていた。それは、トマトについての話だった。そこに出ていたのは、イタリアなどのヨーロッパのトマトの食べ方だった。トマトはスパッゲッティーやピザ以外にも煮たり焼いたりして食べられる。ところが、日本では生で食べられるそうだ。トマトを生で食べるか日をとうして食べるかというのは違いがある。これと同じように、チョコレートやバニラに汚染されるといやだという日本の主婦の気持ちが分かる。私が、ここでただ一つだけ言えることは、国の文化が違うということだ。(前の話聞いた話)
 人間にとって習慣というものは、急に変えられないものである。だから、日本人も白米を一切食べなくなったら、変な感じがするだろう。しかし、私はケーキやクーキを作るのが大好きだ。だから、自動炊飯器でも、ケーキなどを作る。(笑)(ユーモア表現)(一般化の主題)

   講評   unagi

 <字数>1010字で目標を大幅に上回りました。
 <構成>日本人の心理をよく踏まえた要約です。

 <題材>普段の食生活の話、具合が良くないときに出してもらった「おかゆ」のことなど、自分の意見を述べつつ体験実例をしっかりと入れています。「こういう時に、ピザやスパッゲッティーを・・・。」鋭い意見です。体調が悪い時に食べるものはまさしく文化によってはっきりと差が出ますね。イタリアのトマトの話も興味深いです。しっかりと主題に結びつく題材です。
         
 <表現>「・・・希望のようなものだ。」でたとえを使うことができました。日本人にとって米がいかに大切かを強調することができました。「・・・ケーキなどを作る。」でユーモア表現を使うことができました。実は私も炊飯器でケーキを作ることがあります。食文化が多様化することで、タブーの境界線がぼやけていくのかもしれませんね。
                    
 <主題>「・・・急に変えられないものである。」で一般化の主題が書けました。


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