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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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個性を伸ばして… 怪盗ピエナ
不得意なものを克服するのではなく、得意なものを伸ばすことが大切だ。
そのための第一の方法として、得意なものを自信を持って言えるようにすることだ。我々日本人は、謙虚なことが良いことだと思っている。わたしも、自慢ばかりする人は、あまり好きではないが、謙虚なことばかり言っている人は、腹がたってくる。(笑)わたしの先輩は、
「インコースは打てる!!!!」
と自信を持って言っていた。それくらい、自信を持って言ってくれた方が気持ちがいい。(笑)そんな時、わたしがキャッチャーで、ピッチャーに指示をして、その先輩をインコースで打ち取ったときは本当に嬉しい。(笑)
また、第二方法として、できないところを拾い出すような教育から、良いところをさらに伸ばす方法に転換していくことだ。バントはよく〝一番簡単〟と言われる。けれど、なぜかわたしは、バントより、打つほうが得意だ。なので、よく、コーチや先生に
「典子は、バント練習するより、バッティングを練習しろ!!」
とよく言われた。しかし、わたしの友達はバントの方が打つよりも得意なので、バントの練習を主にやっていた。それぞれの個性、得意不得意に合わせて、練習わけをしたおかげで、それぞれの得意なものを伸ばすことができた。試合でも、それを使って、ヒットを打てたし、バントをしてくれる人がいるおかげで、点数も確実にとれるようになった。
確かに、自分の弱い部分を強化することも大切だ。しかし、〝上手くなるには、自分の得意なものを重点的に練習し、個性を伸ばすことだ〟と言うように、じぶんの得意な分野をさらに発展させる方法で自分を成長させたい。
講評 mako
実例がいいね。特にスポーツをやっていると自分の弱点や反対に得意なところがはっきりと自覚できるのかもしれません。ふだん何気なく過ごしているときは、得意なことはともかく、不得手なことからは無意識に避けて見ないようにしているような気がする。(わたしの場合)あまり考えると落ちこんでしまいそうだから……。
でも無視したり逃避するよりも、ちゃんと自分のありのままの状態を受けとめるために不得意なところにも目を向けるべきなのかもしれない。でないと、バランスをくずしてしまってピエナさんが言っているような本当の個性を伸ばすことはできないと思う。個性には長所も短所もふくまれているものだと思うから。
まとめがよかったです。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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