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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   痛かった思い出   チェリー

 「いたい〜!!!!!」(書き出しの工夫) 
 私はこの前、痛い思いをした。それは、1週間ぐらい前のことだった。私はお風呂に入った後、ある用事があって冷凍庫を開けた。その冷凍庫は、引き出しのように引いて開ける。だから、私はその後閉める時に親指をひかけってしまったのだ。そこがちょうどつめの下の方にあたったので、皮が下に下がってしまった。そこに血がたまってちょっとふくらんでしまった。つまり、はれてしまったのだ。ものすごく痛くて、思わずちり紙を取って水にさらして置いた。血は出てこなかったが、とても気になった。それに親指を上から見ると、血がたまっているのが見えた。次の日も痛くて、またその次の日も痛かった。三日後も四日後も痛かった。まさか病院にいって、指を切られないか心配だった。ところが、五日目の朝は何も問題はなく何もなかったようだった。しかし、皮が下がっているのは確かだ。私はそれから冷凍庫を用心して開けるようになった。(体験実例)
 私が、3歳から5歳の頃の話だ。姉と私は、ベランダで何かをしていた。そこは覚えていない。そこで、何かが終わった後に私と姉は家の中に入ろうとした。姉は、ベランダのドアを閉めようとしていた。私もそう思っていた。しかし、私はドアの裏を持とうとしたので、私は指をはさんでしまったのだ。とても痛くて、指が骨折しているようだった。(たとえ)しかし、どの指のどこの部分をはさんだかも覚えていないのである。(笑)(ユーモア表現)
 人間にとって「忍耐」とは大切なものである。私は、おでこをぶつけて泣いたことがある。この一文でも分かるように、泣いていても「がまん」をしている。自分では、「がまん」していないように思えた。誰でも痛い思いをした人は「がまん」をしていると思う。だから、私も色々な痛みをとうして強くなっていきたいと思う。しかし、こう言っていても「がまん」できない時もある。(笑)(ユーモア表現)(一般化の主題)

   講評   unagi

 <構成>「いたい〜!!!」と書き出しの工夫ができました。どれほど痛い目にあったのか想像させる書き出しですね。

 <題材>親指を怪我したこと、ドアに指をはさんだことが体験実例として挙げられました。どちらも相当痛かったことと思います。詳しい状況説明、描写ができましたね。
                   
 <表現>「・・・指が骨折している・・・。」でたとえを使うことができました。ひどい痛みが上手にたとえられました。また「・・・覚えていないのである。」でユーモア表現が書けました。突然だったことをユーモアをまじえて描けました。作文の最後「・・・できない時もある。」で2つ目のユーモアが書けましたね。

 <主題>「忍耐」が大事であることが一般化の主題として書くことができました。「泣いていても『がまん』」をしている」泣くこととがまんをしないことは決して同じ意味でないことを指摘しています。。「私も色々な痛みを・・・。」で目標を挙げることができました。よく考えて書いています。
                    

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