対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ハナの例 JR東海
同じ名前がついている花でもよく見ると、一つ一つが人間の顔が違うように、それぞれの表情を持っているからである。また同じ花でも、朝と昼ではほんのわずか色が変わっている場合が多い。
いくら見なれた花でも「この花はこういう形をしているんだ」などと先入観をもって描き始めると、逆に上手く行かないことがある。
風で折れてぶらさがっているのもあれば、病気か何かでゆがんで咲いているのもある。日向で勢いよく咲いているのもあるが、根元の方では雨の日に土のはねかえりを受けて、うすぎたなくなったのもある。そういうのを見ていると、人間の社会と同じだなあと思ったりする。
いま私の前には、みごとな菊の大輪が咲いている。菊は比較的長い期間咲いている花だけれど、それでも人にその花をほめられている時期はほんとうにわずかである。花の下にある葉の一つ一つを、さらにその下にある土の中の根の美しさを、花びらの中に描けるようになりたいと思っている。
↑↑↑↑↑↑↑<<要約>>
僕も似た内容を教えてもらったことがある。
学校のTT先生が紫陽花(あじさい)を書きにいくとき「風景を書きに行くんだから紫陽花の色も気にせず風景として書いていこう」といった。
紫陽花もアルカリ性、酸性、遺伝などで色がかわってくる。
しかも同じ形の花もない。
もしもとてもえらすぎる科学者がクローンを作っても、体質は同じだが育ちが違う。
日の当たり方、酸性アルカリ性などだ。
種類名、というのは例に過ぎないとぼくはおもった。
ぼくは筆者と同じように世界には同じこと、ものはない、と改めておもいました。
講評 miri
この課題は、8・2週のものなので、週を変えておきました。
次回、8.1週の題名課題を書きましょう。
同じ種類でも必ず個体差があるという話ですね。ゆえに先入観があるというのは、その実体を見極める邪魔をします。
他にはどんな例があるでしょう。
いここさんも誰かに「キミはこういう人だから」と決め付けられて不愉快だったことなどはありませんか? そんな話を実例に入れていけるとよいですね。
結びに「わかったこと」が使えるとさらによかったですね。
これは上の学年の「一般化の主題」という項目の練習になります。この長文を通じてわかったこと、初めて知ったこと、納得したことを入れてみましょう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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