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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   夏の虫「蚊」   ぼんちゃん

 「ブーン,ブーン。」
私は,夏になると蚊をいっぱい捕まえる。捕まえるといっても,採集して育てるのではなく,バシッと手で叩き潰すのだ。きっといままで私が捕まえた虫の中で一番数が多いのは,カではないだろうか。
 私は,脚や腕にたくさんとまった蚊をほとんど捕まえたことがある。それは,神社の近くの蚊がたくさんいるところで猫をなでていた。そうしたら蚊はスキありとばかりに私の腕や脚に5匹以上とまった。私は刺されたらたまらないのでバシバシバシと,自分の脚や腕を叩いた。私は,猫が逃げるくらいの音をたてて私は蚊を叩いていたらしい。私はほとんどの蚊を血を吸われるまえに叩いた。しかし,何匹か逃してしまい,刺されたところが赤くはれてしまった。蚊が皮膚の上にいる時はほとんど感覚がしないのだが,カが皮膚の上に降り立った時の感覚で蚊に刺されたかどうかを判断する。だから,いつも肌の神経を尖らしておかなくてはならない。夏になると,ただでさえ疲れるのに,いつも肌の神経を尖らしておくと,ドドッと疲れるのだ。これがきっと私の夏バテの原因だろう。
 前に私は長文で蚊について読んだことがある。その時私は初めて,蚊のオスは動物の血を吸わないということを知った。オスは,樹や草などの汁だけを吸って生きているのだそうだ。メスだけが動物の血を吸うのだそうだ。しかし,オスとメスの姿かたちはおなじなのでオスはメスと間違われて叩かれてしまうことがよくある。この長文を読んで,メスもちを吸わなければいいのにと,私は思った。
 私の経験から分かったことは,なるべく蚊のいるところに近づかないこと。そして,蚊に刺されないように予防することだ。そうすれば,うるさくバシバシと腕や脚を叩かなくてすむ。私はこれからこの教訓にならって蚊に刺されることを予防したい。



   講評   kirara

 我が家では、出かける前の合い言葉(? )が「虫よけした? 」です・・・。
 <<こうせい>>できればこの音は聞かずにすませたいけれど。いい書き出しですね。
 <<だいざい>>神社の近くで蚊にさされた、という体験実例だけでも非常によく書けていますが、前に読んだ長文のことを書いたことでさらに深まりました。しかも、無理に入れたような印象が全くなく、その前の話題ときちんとつながっているのがすばらしいです。
 <<ひょうげん>>一度自分の作文を読み返したときに「たとえ」が入っていなかったら、あとから付けたす習慣をつけましょう。ダジャレでもいいですよ。
 <<しゅだい>>単純明快な結論です。ぼんちゃんも、我が家の合い言葉を採用してみてね!


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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