対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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痛い思いをしながら育つ えねき
「?……あっ!……痛い。」
ゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロ
「あとでもどったら消毒してあげる。」(書き出しの工夫)
わたしは昨日、(8月2日【水】)教会のキャンプに行った。そのキャンプの名は、教会キャンプ。(変わってないじゃん【笑】)去年から教会に通っているが、今年が初めての教会キャンプだった。なんだか楽しそうで、早く行きたかった。
1泊2日の教会キャンプの1日目ある出来事……ある行事と行事の間、つまり自由時間の時、わたしは、みんなに、(子ども達に)
「さぁ、そろそろサッカーしに行こうか。」
と声をかけた。すると「やる」と言ってたみんなが、
「ぼくやんない。」
「なら、ぼくもやんない。」
「ぼくもやんない。」
まるで録音された言葉が、3連続鳴ったようだった。ぼくが気になったのは、「なら」と「ぼくも」という言葉だった。なんで1人が「やんない。」と言ったら、みんなもやらないのだろう。小4の友達も同じ考えなのか、あきれていた様子だった。外に出てサッカーをやる人数を数えたら、わずか3人。行こうとした時、牧師先生が、
「わたしも行こう。」
と言ってくれた。公園に着いて、サッカーをやり始めた。牧師先生はとても強くて、つっこむ気にならなかった。なぜか?それはわたしはサンダルを履いていたからである。けど負けるのはやだ。だからつっこんで行った。1点きめられたとはいえ、チャンスはこっちの方が多かったような気がした。ずっとプレーしている途中、足が痛いのを感じた。見たらわたしはぞっとした。親指の爪がわれていた。こうなったらする行動は、
「先生ぇ。」とかの鳴き声をあげた。先生が来て、ぼくの親指を見て、
「あとでもどったら消毒してあげる。」
といった。「サッカーを楽しむのが先だ。」という意味がふくまれているように、わたしは聞こえた。その言葉にしたがい、サッカーをおおいに楽しんだ。やっているうちに痛みが消えていくように感じた。わたしが1番楽しかったのは、このサッカーだ。
この体験で。お母さんが前から言っている言葉は、
「はなしを聞かせるためにぶたないと。」
だった。今の年ごろは痛い思いをしながら育つことが分かった。けどできるだけ楽に生活したいな!
講評 miri
ひえっ! 爪、だいじょうぶだったんでしょうか?
この体験談は、「痛かった思い出」の課題の作文で、五本の指に入るくらい痛かったのではないでしょうか!?
構成がユニークです。最初に「痛かった場面」を登場させて、読み手をひきつけています。
また、今回はたくさんの表現のくふうがみられます。特に「サッカーを楽しむのが先だ。という意味がふくまれているように」というところがすばらしいですね。
また、わかったことのまとめ方も簡潔でよいですね。「体で覚える」時期というわけですね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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