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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分の意思   光龍

 宗介は中学三年の夏休みに受験勉強をするためにサッカー部のコーチに、退部する事を告げた。これは、誰にも相談せずに決めた個人的な問題だと自らを納得させたが、事態は思わぬ方向へと動いた。宗介が辞めたのを知った三年生のレギュラーたちが翌日から次々に退部を申し出るようになった。そして、夏休みの前日になって残った三年のレギュラーは吉川だけになった。こんな事になるかもしれないが、自分の信念を貫き通すことは良いことだ。
 自分の信念を貫き通すほうが良いと言う理由は、なにかのCMでもあったが、「行動して後悔するよりも、行動しないで後悔したときのほうがショックは大きい」からだ。このあいだ、遊園地に行ったのだが、僕は絶叫系の乗り物が苦手なので乗っていなかったら、一つの乗り物に弟と妹が乗って、怖くなかったと言ったので、乗ってみたらちょっと怖かったのでちょっと後悔した。でも、もし乗らなかったら、もっと後悔していたと思う。
 もう一つの理由は、「他人に合わせていると自分らしさが無くなってしまう」からだ。僕は、陸上部に入っているのだが、このクラブに入るのにはかなり悩んだ。友達がたくさんいる卓球部か、僕が好きな陸上部か。結局僕は、陸上部に入った。理由は、新聞で、どの部活に入るかのアドバイスあり、友達がほとんどいないクラブに入っても新しい友達が出来る、というコメントが載っていたからである。このコメントを読んだとき、僕は陸上部に入ろうと思った。
 確かに他者と協力するのは大切だ。しかし、「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。」という名言があるように、時によっては自分の意思を貫き通すことが大切だ。

   講評   tama

 悩んだり、迷ったりすることはもちろんありますが、最終的にものごとを決めるのは自分自身です。人の意見に流されず、信念を貫き通すべきだと考えるのは、いいことですね。

第二段落: 何でもやってみなければわかりません。あとで「やっておけばよかった」と思っても、悔しい思いが残るだけですね。絶叫マシーンでは少し苦い体験をしたようですが、自分で乗ってみようと決めただけに、後悔は少なかったのですね。ここにたくましい(笑)弟妹たちとの会話などを入れながら、字数を増やしていくといいでしょう。

第三段落: 部活動は、学校生活の中心的存在といっても過言ではありません。友達はあとからでもできると意を決して、本当にやりたいクラブに入ったのは、勇気のいる選択だったかもしれませんね。段落の結びに、後悔していないこと、今の生活が充実していることなどを書き加えると、さらに説得力が出ますよ。

第四段落: 信念を貫くことで、周りとの調和を乱してはいけませんが、「これだけは譲れない」というところはしっかりと主張していくべきでしょう。内容に合った名言を引用したことで、まとめが引き締まりました。ここは特によかったです。



※ 8月17日は休み宿題です。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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