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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   無駄な物   アッキー

 数年前,西アフリカのナイジェリアの東北部ベエヌ河の河畔を一人の土地の盲人と二人で神話,昔話を採取して歩いていた。目あきは,何でも見えるために,何でも解ると思っている。ところが目あきが見ている物は眼の前に見えるものばかりだろう。目あきの人には暗闇を凝視することは出来ない。盲人は「心の目」を通して暗闇の彼方から立ち現れる物を見ている。自然との調和こそ,我々人類が生存し続けるために避けることの出来ない原則になった。
 快適に過ごす,生きるためには自分の人生に何が必要かを考えていくことが大切だ。つまり,必要な物だけを利用し,無駄な物は捨てる,省くと言うことだ。試験勉強などがそうである。試験の勉強をする時,寄り道をしていると試験に響く。漫画や,ゲームをしていると試験当日に解らない問題が出て来て,私自身納得のいかない点数が帰ってくる。自分の周りにある物をその時だけ捨てて,試験勉強だけに専念する。それが大切だ。寄り道をするより,自分が必要とする物だけを利用することが大事だ。
 しかし、どれだけ無駄な物でも目をむける必要がある。たまには寄り道をする事も大切だ。例えば、雑草など自然の中では無駄な物だ。確かに,雑草はあまり綺麗ではなく場所の無駄だ。でも、雑草だからといって道に咲いている草花はあまり抜かれていない。しかし、全部の雑草が不細工というわけではない。たまには,綺麗な雑草があり雑草とは思えないときもある。必要ない、無駄と思う物は沢山あるが,それらに眼を向けて寄り道をすることも必要である。それらに目をむけることも大切だ。
 確かに,必要な物,無駄で必要のない物は,至る所にある。自然の中にもそう言う物がある。しかし、「存在するものには,よいとか悪いとか言う前にすべてそれなりの理由がある」と言う名言のように、大切なのは必要、無駄な物ではなく調和しいくということだ。いろいろな物を取り入れて活用していかなくてはならない。 (総合化)

   講評   jun

<第一段落>
 今回も見事な要約です。うまくまとめましたね。
<第二段落>
 一つ目の意見として、必要なものだけを利用し、無駄なものは省くという合理的なやり方をすることは大切だという意見が書けました。試験勉強の実例もわかりやすいです。
<第三段落>
 二つ目の意見として、必要なものだけを取り入れるのではなく、寄り道をすることも大切だという意見が書けました。確かにそのとおりですね。物事を合理的に処理していくだけでは味気のない生活になってしまいます。ときには、無駄と思えるようなものにも目を向けることが大切ですね。
<第四段落>
 今回の総合化はむずかしかったと思いますが、さらに上の次元でまとめることができました。本当に大切なことは、必要か無駄かという選択ではなく、取り入れたものを調和し、活用していくことかもしれませんね。
                              

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