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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   もう二度とあって欲しくない痛かった思い出   オカピー

「いてててててー!」これから、私に本当におきた痛い話を紹介しよう。
 まず一つ目。私が、4歳のときのこと。自転車でとても急な下り坂をもうスピードで走っていた。そして、その下り坂のふもとには、またまた急な昇り坂があった。その、上り坂を越えようとしたとき。ずるずるずる。なんと後ろから落ちて行くで「はないか。そして、私はそのままバランスをくずして、自転車から落ちてしまった。そのときの傷。いや傷ではすまない。まぁとにかく皮がえぐれて、中の肉が見えるくらいだった。その傷は、いまでもあざとして残っている。
 二つ目。それは、私が二歳くらいのときだったと思う。母といっしょに美容院に行き、母が髪を切り終わるのを待っていた。その時、私はお店においてあった椅子に座っていた。そして、ぼんやりとまるでなまけもののように自動ドアをながめていた。そのドアは透明で外の様子がはっきり見える。お客さんが一人、又一人そのドアを開け出て行った後も通りを渡って行くのがよくわかった。そしたら、だんだん「自分もドアを通り抜けたい。」そんな衝動がわいてきた。私は一目散にドアに向かい体全体の重みをかけてドアを引いた。すると、あれほど開けるのが大変だったドアがあっという間に閉まってしまった。そして、私は指をはさんでしまったのだ。母は大慌てで髪を切ってもらうのをやめ、近くの病院へ私を連れて行った。幸いにも大事にいたらず、その傷は残っていない。しかし、このことは私の記憶の中に痛い思い出としてくっきりと残っている。
 私は、四年生の時先生から、あることを聞かされた。それは、人が転んだりするということ、つまり痛い目にあうということは、神様が私達に見えない落とし穴を作り、それにはまったということだ。それは、「気をつけたほうがいいよ。」という合図でもあるという。私の痛い思い出の中で神様が何かサインを私に送っていたのだろうか。自転車の時、「下り坂はスピードが出るから気をつけて。」、床屋さんの時、「勝手に外に出るのは危ないよ。」とか。確かに親にいちいち注意されるよりも痛い思いをした方が、その記憶が残るということが経験から分かった。神様からの合図をもらう前に自分で自分に合図ができるようになっていければいいなと思う。

   講評   kei


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