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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   楽しかった五日間のキャンプ   ショウ

「夏休みに日本に帰ったらアルプス子ども会のキャンプ行く?」
 「もちろん!」
 母の言葉に、僕は喜んだ。
 アルプス子ども会とは、毎年、春、夏、冬休みに長野県の駒ヶ根市に行き、キャンプをする子ども会のことだ。僕は三年前に初めて参加し、今回は三回目だ。
 出発の日、東京の国立競技場の前に集まった。僕は、ポーランドのワルシャワというところに住んでいるが、全校生徒が二十人くらいしかいない。普段より子供が多くいるので不思議な気がした。今までと違って友達も知っている人もいないので不安だった。
 五日間でいろいろな遊びをしたが、特に面白かったのは野外料理でバウムクーヘンを作ったことだ。竹を切り、火をおこし、生地を作り、竹の上から生地を流していく。生地が下に落ちないように竹を回すのが大変だった。二時間かけて作ったバウムクーヘンだが、うすかった。しかし、味は美味しかった。木まきパン、竹ご飯、それにモンゴルなべを作っている人もいた。その他に、川遊びをしたり、テントキャンプでカレーやホットドッグを作ったりして、とても楽しかった。
 宿舎は、「しぶき荘」と「山ろく壮」がある。しぶき荘は、主に五日間コースの人、山ろく壮は、それ以外の人が泊まるところだ。僕が泊まったしぶき荘は、前と同じ場所だったが、改装されて前とまったく違い、ホテルのようだった。僕は前のほうがキャンプらしくて好きだ。
このキャンプで、初めて会った人でも、いっぱい遊んだり、話したりすれば、すぐ仲良くなれるということがわかった。これからも、いっぱい友達を作っていきたい。来年のキャンプも参加したいと思う。






   講評   siro

 ショウくん、こんにちは。とてもよい作文です。単に自然の中で遊ぶだけでなく、火をおこしたり、バウムクーヘンを自分たちで作ったりと、カリキュラムが工夫されたキャンプなのですね。五日間があっという間に感じたというのがよく分かります。最初は友達がいなくて不安だったようですが、寝食を共にし、お互いに協力して生活することで、五日目には親友以上の関係になれたと思います。今は、ショウくんはワルシャワに住んでいますが、また日本に帰ったときはキャンプの仲間と会えるといいですね。「これからも、いっぱい友達を作りたい。」「来年もキャンプに参加したい。」というまとめからは、キャンプに参加してよかったというショウくんの素直な気持ちが伝わってきました。
 項目も全て使って書けましたね。大変よくできました。


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