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　　　世界中で論理的思考の花を！　　　かニャねこ

国際人とは、西洋のマナーを身につけていたりする人ではない。論理的思考があり、それを表現できる人だ。日本人は、論理的思考が苦手だ。それは、学校教育での知識の習得が、偏重されているからだ。私は、このお話を読んで、日本人が、議論べたである事を知り、おどろいた。テレビでも、『朝まで討論』などのテレビ番組もやっているし、よく国会議事堂で、党首の人が、討論しているからだ。外国人は、どれほどの論理的思考を持っているのだろうか。
　私が、よくこんなの何の役に立つのだろう、と思うのは、社会科で学ぶ日本の地理だ。信濃川や庄内平野、越後平野、利根川などなら覚えた方がいいが、色丹島だの大山なんて、調べ学習に出てきたときに覚えればいいのではないだろうか。しかし、そんなことを考えている間にも、
「来週のＯ曜日にテストをします！」
と、言われるのでしかたなく教科書にチェックペンを引いて、真っ赤にする。論理的思考を中心に考える国なら、知識の記憶だけに使うチェックペンなんて、使わないのではないだろうか。
　そういえば、よく父に、
「説得力のある文章を書きなさい。」
と、いわれる。よくよく考えるとこれは、論理的思考の上で文章を書きなさいと、言われているのと同じだと思う。説得力とは、納豆力、ではなく、人を納得させる力ではないか。この説得力は、説明文のとき、大いに役立つ。国語と間接的に関係していたのだ。国語で、論理的思考の勉強を、アメリカのように、自由にしてみたいな、と思う。そうすれば、国語の授業が１００倍楽しくなりそうだ。
　論理的思考は、国語から。知識より論理だ。ということを、このお話から学んだ。今、日本人は論理で外国人に太刀打ちできないが、このまま「井の中の蛙大海を知らず」にならないで、いつか勝負できるように努力したいと思う。世界全体で大きく論理的思考の輪を広げていきたい。昔から日本人は、洞察力に恵まれているという。この洞察力を「猫に小判」のように扱わないで、論理的思考に活用したい。　
「作文たくさん書いて、論理的思考の花よ、大きく花開け！」
私は、今も作文用紙に向かって論理的思考の花を咲かせる。

　　　講評　　　sumomo