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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   目はすごい   ヒーロー

視覚系は、光を介してものを認識する。形はさわっても分かるから、視覚だけが形の担い手ではない。さらに、聴覚も形の認識にまったく無関係とはいえない。目はたいへん有効な感覚器だが、あまりに有効なので、有効でない点に、あんがい気がつかないことがある。例えば物の大きさがわからない。大きさを知るという、はなはだ単純な事ができないので、人の世ではモノサシを売っているのである。相似というのは、形は同じだが、絶対的な大きさは堂でもいい。それはまさしく、視覚系の性質である。

「確かに相対的ということは、私たちにとって便利だ」と言う意見です。相対的に見ると何事もわかりやすいのです。例えば、このシャツはあのシャツより大きいとかあの星はむこうの星より小さいなどそのものを自分の目で見ればすぐ大きさなどがわかる。それ以外でも水泳の記録を諮るとき、田中君よりも泳ぐのが速かったりしたら、すごく安心したりする。服を選んだり食べ物を食べたりするときも細かくこっちは78パーセントの確率で取るとか考えないと思う。もし、食べ物だとすると“今は豆腐より枝豆の方が食べたいな”と考えて選ぶと思う。

「しかし、人生には絶対的なものが必要なときもある。」物や形の正確的な大きさや距離などが良くわかる。例えば、地球から火星はどのぐらい離れていて、地球と火星の大きさについて調べられる。ただ地上で“あっあっちの方が大きいね”では正確ではありません。自分の進路を決めるときなどもそうです。15に○○高校にいって。25に○○で、など細かく決めて置いた方が、目標があって良いと思う。

確かに、相対的なものも、絶対的なものも、どちらも大切だ。しかしもっと大切な事は「できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。と言う言葉のように、絶対的な物を一人で決めていくよりも、生きていく中で他人と協調しつつ判断していくことである。

   講評   siori


目(視覚)の働きについて考えました。錯覚という言葉に代表されるように、目に見えている世界が全て正解だとは限らないんですね。人間の五感の一つを担う視覚について、知らないこともたくさんありそうですね。
ヒントを参考に、目標字数目指して努力をしたことが伝わってきます。ここぞというところでふんばる力は大切ですね。長文をよく読んで、自分なりの経験を照らし合わせる過程も大切です。次週はぜひ、前もって長文を読んでおきましょう。進級試験合格おめでとう!

★堂でもいい。→どうでもいい。
★意見です。→意見だ。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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