対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2426 今日2674 合計55010
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   自分にとらわれず   悟空

視覚系は、光を介して物の形を認知する。大きさを知るという、はなはだ単純なことができないので、人の世ではモノサシを売っているのである。では、なぜ形が同じなら、大きさはどうでもいいのか。それは目の構造を考えればわかる。目はカメラと同じようにできている。逆に、われわれが「比例」とか「相似」を考えることができるのは、本来、視覚系にそういう性質が存在するからであろう。
ぼくは、相対的にいるということはいいと思う。ぼくは、相対的にいるということで、こんな体験をした。定期テストをやって、テストが帰ってくると、よく友達に「見せて」といわれる。言われた通りに見せて、友達の方が点数が高ければ友達が、「よっしゃ」と言って喜んでいる。もし、ぼくが勝っていたら友達は、「へえ〜すごいね」と言ってどっかに行ってしまう。とても分かりやすい反応だと思った。でも、よくいきなり勝手に見てくる人もいる。あと、ゲームなどでも強さを比べていたりする。対戦で遊んでいて、負けると「もう一回」と言いたくなる。相対的がなかったら、新しいものは、生まれなかったと思う。会社同士で争わなかったら、いいものができない。たとえば、洗濯機あっちの会社がこのような商品を出したからうちは、こんな機能をつけて商品を出そう。ということだ。(複数の意見一)
ぼくは、絶対的にいるのもいいと思う。よく絶対音感など聞くが、それも絶対的の一種だと思う。絶対的というのは、ある意味怖いことでもある。怖いと言うのは、すべて完璧だからだ。そのことが怖いと思う。絶対的というのは、ありえないけれどまじめになることも必要だと言うことだ。(複数の意見二)
相対的にいることも、絶対的にいることも必要だが、一番大切なのは、できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。問いいう名言があるように自分にとらわれないようにすると言うことだ。(総合化の主題)・(名言の引用)

   講評   hota

 まず、満点で、進級テスト合格です。おめでとう。字数もちゃんと800字を超えていましたね。よく頑張りました。

 要約は上手です。うまくまとめましたね。

 複数の意見もいいね。ただ、「相対的にいる」「絶対的にいる」というのは、「相対的な考え方」「絶対的な考え方」とした方がいいかな。
 「相対的な考え方」の「体験実例」はなかなかいいね。人と点数や成績を比べて、喜んだりがっかりしたりするのは、みんなに経験があることですね。それから、会社同士の競争の話もいいです。「よりよいもの」を作ろうとするから、どんどんいいものができるんですね。「社会実例」も入ったね。
 その分、意見2の実例は、少しあいまいになってしまったかな。でも、まあ今回は最初の実例がとてもよかったのでよしとしましょう。

 「反対意見への理解」「名言の引用」(名言は、「 」に入れてね)「総合化の主題」もしっかり書けました。よかったです!!


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)