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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   相対的と絶対的   アッキー

 視覚系は、光を介して物の形を認知する。形は触っても分かるから、視覚だけが形の担い手ではない。目は大変有効な感覚器だが、あまりに有効なので、有効でない点に、案外気づかない事がある。なぜ形が同じなら、大きさはどうでもいいのか。それは目の構造を考えれば分かる。目はカメラと同じようにできている。レンズを通った光は網膜に像を結ぶ。われわれが「比例」とか「相似」を考える事ができるのは、本来、視覚系にそういう性質が存在するからであろう。
 確かに相対的ということは、私たちの日頃の生活に便利だ。何かと何かを比べると物の情報、内容などが分かりやすくなる。すなわち簡単になる。例えば値段などがそうである。学校が始まるといろいろな文房具をかいにいく。私はいつもそれを9月頃に買いに行く。そのとき、ノートなどを買うときに苦労する。いろいろな種類があり店によって値段も違う。しかし、物を比べるとどちらの方が特とか、どちらの方が良いとかいろいろな事が分かってくる。相対的ということはとても便利だ。
 しかし、相対的より絶対的な物が必要なときもある。例えば、自分の中で大切な物などがそうだ。毎回毎回人と比べていたら、自分にとって本当に大事な物がなくなってしまう。こういうときは、相対的より、絶対的の方が大切だ。例えば誕生日にもらったぬいぐるみがそうである。私は小さいときにぬいぐるみをもらった。今この年になれば、他の人にとってぬいぐるみはどうでもいいかもしれない。しかし、これは私にとって大切な物である。だから、人と比べられる物ではない。
 確かに、相対的や絶対的、両方とも大切で必要である。しかし、大切なのは相対的や絶対的が必要であるという事より「できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。」という言葉があるように、結果だ。方法も大事だが、それより結果と自分なりにがんばるという事が大切である。 (総合化)

   講評   jun

<第一段落>
 要約はいつものように上手にまとめることができました。
<第二段落>
 一つ目の意見として、相対的な見方の良さについて書くことができました。
 何かと比較して判断した方がわかりやすい場合が多いですよね。体験実例も入りました。
<第三段落>
 二つ目の意見として、絶対的な見方について説明することができました。
 他のものとは比べることのできないような価値も大切にするべきですね。ここには、誕生日のプレゼントされたぬいぐるみの例を挙げることができました。
<第四段落>
 方法より結果という観点から総合化してまとめることができました。
                         

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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