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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分の真実   悟空

文化ということを、ここでは日常の生活にあらわれている面から考えていって、ヨーロッパと日本のそれを比べてみると、最初に思いうかぶのは、次のことである。日本の生活意識においては、このことは、一部の人たちに概念的にうけとられているほかは、いまなお全く欠けているのである。現代の日本人が、やがて自立的な個人のありかたという彼らの文化の長所を身につけるときがあるにせよ、この短所までもいっしょに取り入れるのではつまらない。
 ぼくは、ヨーロッパ的な個人のありかたはいいと思う。(複数の意見一)ぼくは、こんな体験をしたことがある。ずいぶん前にぼくは、集団で遊んだことがあった。そのときに、友達の部屋で遊んでいて小さい部屋に10人ぐらい入ってとても暑かったし居心地が悪かった。
 ぼくは、日本のように集団で行動するのもいいと思う。(複数の意見二)確かに、集団で遊ぶと疲れるがその分楽しくなる。一人で遊んでいてもつまらない、二人で遊んでいてもそんなに面白くない。だけど、大勢で遊ぶとすごく楽しくなる。
 確かに個人で行動するのも、集団で行動するのもいいかもしれないが「才能とは自分自身を信ずる能力である。」という名言があるように、自分を信じるというのが大切だ。(名言の引用)・(総合化の主題)

   講評   hota

 今年の、ビワの課題もちょうど半年経ちました。休まず、毎週よく長文を読んで、書き続けていますね。

 今回は、要約はちょっと苦しかったかな。今の悟空くんの要約では、「次のこと」や「このこと」が何を指すのか、ちょっとはっきりしないね。全体的には、「ヨーロッパの市民意識の強さ、その長所と短所、日本ではまだまだだが、短所まで取り入れることはない」ということになるね。だとすると、これらがわかる場所、例えば「(ヨーロッパでは)職業、地位、階級等の別なしに、人間は市民としてたがいに対等の存在である。」「(しかし)つよい市民意識は、非常にしばしば、せまくるしい、自己満足的な、そして利己的なにおいを発散させる。」そして悟空くんが選んだ最後の「現代の日本人が、……」の文が入るといいね。

 複数の意見と、「体験実例」はいいですね。「体験実例」がもう少し詳しく、「どんな時にどんなことがあって、そう思ったのか」書けるとパーフェクトです。

 最後の段落、「反対意見への理解」と、今回は「名言の引用」も入ったね。「総合化の主題」も、自分なりにはよく考えられていました。
 
 総合評価の○は、字数の分だけです。

★読書も、頑張っているみたいですね。『プリズンブレイク』は、ドラマのノベライゼーションかな? やや怖そうな感じですが、どんなのでしょう。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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