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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   長所を伸ばす。   ☆マリー☆

 私が一年余ドイツに滞在して受けた印象からいうと、先方の長所も短所も、一般の人々における市民意識の堅固さに関係するのであった。職業、地位、階級等の別なしに、人間は市民としてたがいに対等の存在である。で、各人はそういうものとして自己を把握しているから、個人としてのそのありかたが独立的で、強くたのもしい。そして社会はこういう人たちの寄り合い、約束の場である。ひとの生活に無用に干渉しないかわりに、自分さえよければいいという態度が、ほのみえる。人格の確立ということは。他人の模型を追うのではなく、現代日本人が、現在における自分自身の生活の基盤から、自力をもって追求していかねばならない。
 日本人はたすけあったほうがよい。私は、二十八日の体育大会でやる二人三脚増殖リレーの練習をやっている。これは、最初二人三脚から九人十脚までなるリレーだ。私は、七人八脚にでなければいけない。七人八脚は、大人数で、練習しないとはやく走れない。そこで、朝はやくから毎日朝練をしている。コーンを回る練習などをたくさんして、今ではダッシュできるようになった。クラスが一致団結して勝てる競技なのでみんなと助け合って頑張って優勝したい。
 個人は自立したほうがよい。家で寝るとき、欧米では子供は、自分の部屋で寝るという習慣がある。小さいときから両親とはなれて寝ているということはとてもすごいと思った。日本の子供は、かなり大きくなるまで川の字といって子供は両親の真ん中で寝る。欧米では、小さいときから自立している。小さいときから自立していると将来も甘えなくていいと思う。
 確かにヨーロッパの伝統にもよいところがあり、日本の伝統にもよいところがあるが、大事なことは、この伝統を取り上げてどちらがよいかと考えることではなく、「短所をなくすいちばんよい方法は、今ある長所を伸ばすことである。」という名言があるようにヨーロッパのまねをするのではなく、日本の土台の上に自立した個人をつくることである。

   講評   koni


 今回の目標は、「●800字」でしたが、よくできましたね。

 第一段落の要約は、良いところを引用することができました。

 第二段落では、一つ目の意見を挙げ、体験実例を書くことができました。七人八脚とは、かなりの練習が必要でしょうね。朝練の成果がでているのですね。「コーンを回る練習などをたくさんして、今ではダッシュできるようになった。」という文は、具体的でいいですね。アドバイスしあったり、声をかけあったり、励ましあったりしながらの練習だったのではないかな。助け合ったようすをさらに詳しく説明すると臨場感あふれる作文になるでしょう。

 第三段落では、二つ目の意見を挙げ、子育ての実例を書くことができました。

 第四段落では、名言の引用をして、総合化の主題でまとめることができました。すばらしいまとめ方です。
「総合化の主題」とキーワードをいれておいてね。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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