対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   遊び   ぼんちゃん

 「いっせいのーせ。」
私の好きな遊びはトランプゲームだ。特にすきなのは,スピード。頭の回転の速さと,反射神経が問われる結構難しいゲームだ。私がトランプゲームをするのは休日に家で家族と遊ぶときと,学校で雨の日に休み時間に遊ぶときだ。学校では雨の日にだけ,トランプを持ってくることが許可されている。学校で今はやっているトランプゲームは,スピードだ。しかし,私がスピードが好きなのは学校ではやっているからではない。私は小学2年生ぐらいのときにお母さんからスピードを習い,それ以来はまってしまったのだ。最初はお母さんは強くて私は歯が立たなかったが,今はほぼ互角だ。(私はそのように思っている。)
 私のお母さんはよく子供のころ私の伯母さん(お母さんのお姉さん)とスピードをやったそうだ。まさにゲームの名の通り猛スピードでトランプを繰り出したため,トランプの角が折れてしまったそうだ。私は,この話を聞きかっこいいなと思い,無謀ながらもがんばって自分なりの猛スピードでがんばったみた。しかし,私が使っているトランプはプラスチックでコーティングされており,私はむなしく爪と皮膚の間を切ってしまったのである。(爪と皮膚の間を切ると,とても痛む。)さて,お母さんと伯母さんの話に戻るが,私はお母さんのこの話を聞くまでは伯母さんはスピードなどの反射神経が必要なゲームが得意だとは思わなかった。しかし,実際に対戦してみるとお母さんと互角かそれ以上の強さだった。
 お父さんが小学校高学年のときよくした遊びは,機械を組み立てることだ。壊れてしまったラジオなどを必要な部品をもらってまた使えるようにしていたそうだ。私は,(リサイクルを遊びに変えてしまうのはすごいな)と思った。また,外遊びは裏山に登ったりして虫などを捕まえていたそうだ。お母さんの場合は,外遊びはあまりしなかったようだが工作などをしていたそうだ。少し話は違うが,この話を総合すると私はどちらに似ても器用だということがわかる。
 私がわかったことは,私の家族(お父さんやお母さん)は比較的よく遊ぶ子供だったということだ。妹はさすがに私とスピードの対戦はできないがババ抜きやジジ抜きをして遊んでいる。今日は雨。今日もきっと教室にこの声が響くことだろう。
「いっせいのーせ。」

   講評   kirara

 新学期の第一回目から、すばらしい出来の作文になりました。これからが楽しみですね。
 <<こうせい>>言うことなし、これで完璧です。最後のかぎかっこの前の一文が、とても効果的です。
 <<だいざい>>家の人にきいた話が、作文の流れをさまたげずに自然に入っているところがうまいですね。ちょっとおもしろい(痛い? )エピソードもそえて、とてもいい題材になっています。先生も、よく姉とスピードをやっていたことを思い出しました・・・。
 <<ひょうげん>>作文にあうことわざを、どんどんさがしてくださいね。
 <<しゅだい>>子どもの仕事は「遊ぶこと」ですよね。ぼんちゃんの家のように、大人が子どもの遊びに加わってくれると、とても楽しそう!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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