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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私は強風にあおられている洗濯物!   えめけ

 とっても綺麗な青い空。雲1つ無くて、風もそんなに強くなく、外に出るのは最適な日。チャイムが鳴り、靴を適当に履き、誰よりも早く一目散に上運動場へと向かった。私の遊び道具は、「回転ジャングルジム」だ。その名の通り、回すとグルグル回転するようになっている。私は乗るより、回す方が好きだ。何故かというと、私は回すスピードが速くて、みんなに自慢できるぐらいの早さだからだ。しかし、私だけでは早く回せない。だから、パートナーが必要だった。そのパートナーとは、○○ちゃんだった。
 この回転ジャングルジムは、一週間以上やっていて、今まで沢山の出来事があった。早すぎて吹き飛ばされたり、沢山乗りすぎて、重量オーバーだったりしたこと、沢山あったのだが、1番心に残った話を紹介しよう。それは、私が回転ジャングルジムに乗ったときの話だ。私も何回も回し続けると疲れるので、乗ることもある。さっきも話したように、私にはパートナーがいる。○○ちゃん&○○ちゃんだ。この2人が一緒になると、最強バージョンになる。私は棒に足を引っかけ、手を離した。とてつもなく怖い乗り方だった。他の子の準備も終わったところで回り始めた。私は回転ジャングルジムが吹っ飛んでいくんじゃないかと思った。それぐらい早かったのだ。私はまるで強風にあおられている洗濯物みたいに、今にも飛んでいきそうだった。その時私は、もう死ぬかと思った。<<題材、表現>>
 お母さんに子供の頃の遊びを聞いてみた。すると、いたずらだと言っていた。どんないたずらかと言うと、ブーブークッションを使って、お父さんとお母さんにいたずらをしたらしい。まず椅子にブーブークッションを置き、後は本人が座るだけ。お父さんとお母さんは、笑いながら、
「あぁー。ビックリしたわぁ。」
と言っていたそうだ。お母さんは小さい頃にそんなことをしていたのかと、初めて分かった。<<題材表現>>
 私はこの作文を書いて分かったことがある。それは、大人から見れば遊びは無駄なようにしか見えないだろう。しかし、遊ぶことによって、友達がもっと親しくなったり、
バスケットボールやサッカーなどでは、体育でやることもあるので、予習したり復習したりすることも出来る。回転ジャングルジムはいつも類は友を呼んでいるかのように、人が沢山いる。いない日と言えば、雨の日ぐらいだった。今日も晴れ。毎日のように友達がいっぱい来て、私とパートナーの3人で私たちの自慢を毎日のように、見せびらかしている。<<主題、ことわざ>>

   講評   miti

死ぬかと思ったぐらいの「回転ジャングルジム」は、子どものこの時期ならではの遊びですね。命がけで遊んだ(笑)思い出は、一番心に残ったよい題材です。
構成がしっかりしてスムーズに展開しています。お電話で説明したとおり、大事なことだけで、筋の通った文章が書けましたね。
1つの段落は150字から200字ぐらいの長さで書く、といった書き方の方がうまく書け、しかもわかりやすくなります。
日本語は述語が一番後にくるという特徴をもっているので、一文が長いということは、主語と述語の間にいろいろと別な言葉が入りこんで、文意をつかみにくくすることになります。
●印の書くべき大切な項目が全部入れられましたね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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