対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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大好きな遊び ショウ
僕の今一番好きな遊びは『氷おに』だ。氷おには走りっぱなしだからとても疲れる。僕の学校では、中休みと昼休みに氷おにをしている。生徒が中学生も合わせて二十人しかいないから普段は全員でやっている。この氷おには結構昔から流行っているらしい。しかし最近は、学習発表会という大きな行事があり、練習をすることが多いので人数が集まらず、サッカーをすることも多い。
僕は氷おにの、いつも走りっぱなし、というところが好きだ。サッカーも走り続けるが、サッカーは下手だとボールをくれないことが多いので途中でつまらなくなってしまう。しかし氷おには、全員でやることができるので、楽しい。僕はどちらかといえば、逃げるほうより、つかまえるほうが好きだ。逃げるのもいいが、つかまったときは、野球の試合で負けたときのように悔しい。
しかし、助けたり、助かったりするときはとても嬉しくなる。おにのときは、つかまえたときが嬉しい。逃げられるときは悔しいが、その悔しさも僕は好きだ。
お母さんの子供の頃、好きだった遊びは三つあったそうだ。一つは『缶けり』だ。そのころは土管がたくさんあり、その土管の中にかくれて、近くをおにが通っておにの足音をどきどきしながら聞いていたことが一番印象に残っているそうだ。二つ目は、『ゴムとび』だそうだ。家の前に木が二本あり、そこにゴムを結びつけて、ゴムを飛び越したり、ゴムの下をくぐったりしてよく友達と遊んだらしい。三つ目は『だるまさんが転んだ』ゴムとびをしていた木を使って、よく遊んでいたらしい。お父さんもお母さんと同じ、『缶けり』が好きだったそうだ。いつも缶をけっていて、遠くまで飛ばせるととても嬉しかったらしい。
遊びというのは、ふざけているだけのようにも見えるけれど、遊びの中で学ぶことも意外とあるのだということがわかった。
今、僕は氷おにをしている。全員つかまえたぞー。はぁ〜疲れた・・・。
講評 siro
ショウくん、こんにちは。ショウくんの大好きな遊びである、氷おにについて書いてくれました。小学生、中学生総勢二十人でやる氷おにはとても楽しそうですね。大きいお兄さん、お姉さんは少しは手加減してくれるのかな? 「きたー! こっちこっち! 」など、盛り上がる声が聞こえてくるようです。先生も昔、氷おにをしたことがありますが、ぎりぎりのところでタッチされなかったり、おにのときは、ぎりぎりのところでタッチできたときが好きでした。お母さんが好きな遊び、ゴムとびもよくやりましたよ。ショウくんが書いてくれたように、ふざけているだけのように思える遊びから学ぶことはたくさんありますね。ただ、何が学べるのか、作文の中で書くとよかったですね。仲間と協力すること、何事も一生懸命やること、など、いろいろ書けそうです。
今週もがんばりましたね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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