対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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あながたはとくとの感想文 みのりん
すべてを機械に任してしまうと、第一に国民的な特色あるものがとぼしくなってきます。
それは、残念なことに、機械はとかく利得のために用いられるので、できる品物がそまつになりがちです。
こういうことがわざわいして、機械製品にはよいものが少なくなってきました。
日本人は、世界でいちばん手先が器用と、いわれていますが最近、科学が発達してきて日本は機械ばかりにたよう様になってしまっています。一つのものを大事に大事に心を込めて何時間もかけて作るのと、ボタン一つでできるものよく見直せば、いろいろと違うのです。
私は幼稚園の頃、入学祝いにお母さんからお花の柄の布で体操着袋を作ってもらいました。その体操着袋がとても気にいって、毎日大切に使っていました。未だに、わたしはその袋を使っています。
前、静岡の博物館にいったとき弥生時代の人が作った壷などが飾られていました。「弥生時代は機械なんて無かったのにこんなに上手に作れてすごい。気持ちを込めて作ったんだね」と、感じました。
大昔の人は、自分達の手で色んなものを作っていたのに現在じゃ機械にたよりすぎている。
しかし、機械で何かを作ったら、とても可愛く綺麗に仕上がるのに、手作りだと少々不細工になってしまいます。
講評 miri
よくがんばっていましたね。
少し書きにくかったようですが、そういう場合、自分の立場をはっきりさせてから書くとうまくいく場合があります。つまり、今回の場合なら「私はやはり手作りの方が心がこもっていていいと思う」派なのか、「完成度の高い機械製のほうが、便利だし、見栄えもよいので、こっちがいい」派なのか、を決めてしまうことです。この手法も覚えておいてね。
次回は、続きを書いて完成させましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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