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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本はお米がないと成り立たない   ブルーのインコ

お米とはそれほどに、国民の生きるための基本だったのです。人々のくらしや、社会のありかたが、お米を基本とすることで成り立ってきた国。そんな時代が、つい最近まで、ずっと続いてきた国そのような国も世界にはほかにありません。
 ぼくはこの長文を読んで昔は、どんなにお米が大切だったか分かりました。
 「ねえ、物がお金として使われていた話をして。」
とぼくは言いました。お母さんは、
「じゃあ、一緒にコンピューターで調べよう。」
と言いました。コンピューターで調べたら、殷王朝(紀元前千六百年から千四十六年)の時、子安貝(宝貝)が貨幣として使用され始めたと書いてありました。現在の漢字にも「貝」は、財、貯、販、貨、買など経済に関わる文字に使われています。
 パプアニューギニアでは、二十世紀前半まで、貝の貨幣が使われていました。パプアニューギニアの現在の貨幣単位は「キナ」ですが、これは真珠貝を意味しているそうです。
 貝とお金の漢字は、関わりが深いということが分かりました。
 十二、三年前、日本では、米がなくなったそうです。(お母さんから聞いた話)スーパーから二ヶ月も姿を消したそうです。そこで、タイからお米を輸入しました。しかし、タイの米は和食に合わなかったそうです。
 日本人には、お米が大切なんだと思いました。あと、お米がないと日本はなりたたないと思いました。

   講評   wao

 
 抜き書きはポイントを押さえてありますが、後半からも抜き出しておくといいでしょう。

 似た話は、お母さんといっしょに調べた話を書いてくれました。中国の話は有名ですが、パプアニューギニアでも貝の貨幣が使われていたとは知りませんでした。おもしろい発見ができましたね。

 米不足の話は、大人ならだれでも知っている衝撃的なできごとでした。日本人の食生活が米によって成り立っていることを実感させられたできごとです。電話でもお話しましたが、先生が住んでいたところでは、タイ米が輸入されるまでの間、お米がどこにも売っていなかったのです。こんな豊かな時代にそんなことが起こるとは思いもよりませんでしたが、先生は、不足し始めたときに余分に買っておいたので、毎日ごはんを食べていました(^O^) 
 食文化という言葉がありますが、日本人にとってお米は大切なものですね。『お米は生きている』はとてもいい本です。図書館にもあるので、読んでみてください。同じ著者の『森は生きている』『川は生きている』もおすすめです。



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