対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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人間としての真実 時宗の家来
ことばの生活には、ときどき、言いにくいことばが現れて、わたしたちのことばをにごらせたり、くもらせたり、ゆがませたりする。「忘れました。」もそのひとつである。一般に、「ください。」とか、「おねがいいたします。。」とかいう依頼のことばや、「すみません。」とか、「ゆるしてください。」とか言うようなわびのことばも言いにくいものである。こういう類言いにくいこばをほんとうに征服する事ができたとき、人間としての真実が開けてくる。(要約)この話を読んで1番頭に残ったところは、こういう類言いにくいことばを本当に征服する事ができた時、人間としての真実が開けてくる、というところだ。
例えば、担任の先生に、「宿題が出ていませんよ。出してください。」といわれたとき、「宿題わすれちゃいました・・・。」といったら「なかやすみにやってね。」といわれる。が、人間の場合はそこで黙り込んでしまう。本当は言いたくないけど、勇気を出して「わすれました。」といえば、人間としての真実が開けてくるのあとおもう。
似た話がある。宿題を出し忘れたとき、「塾の宿題やって寝ちゃって・・・。」と、言い訳から先に言ってしまい、肝心な「わすれました。」の一言が遅れてしまった。さいごは、「どうしますか?」と、きかれてそこで、「休み時間にやります。」というと、「必ずやってください。」と、嫌な顔していわれたけど、そこで、言い訳より先に「ごめんなさいっ!宿題忘れちゃいました。」と、いってからのほうがいいとおもう。人間としての真実が開けてくるように、自分で努力したいと思った。
この話を読んで思ったことは、言いにくい言葉を本当に征服することができたら、人間としての真実が開けてくるのだということが分かった。言い訳より先に、「忘れちゃいました。」とか言いにくい言葉を言って、人間としての真実が開けてくるようにがんばりたいと思う。
講評 jun
自分の体験から、似た話が二つも書けました。
言い訳ではなく、まずは事実を認めることが大事なのですね。
■「前」というキーワードを忘れずに。
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