対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ゆるしてあげたこと マリリン
「えー。なんで!」
私は声をはりあげました。友達にたのんでいた絵が完成していなかったからです。友達は○○ちゃんです。ゆうちゃんは、
「しょうがないから!」
というので私は少しムカッときました。どうしてかと言うと、今日は学校の班で紙芝居をやることになっていて、それの絵を私がやるはずだったんだけど○○ちゃんがやりたいと言うから半分に分けました。でもほとんどやっていませんでした。私は急いでみんなといっしょにぬりましたが、間に合いませんでした。
発表が終わってみんなに
「何で塗り終わっていないのー。ずるいよ!」
とか
「はんちょうのせきにんだよ!」
と言われたりしたので○○ちゃんに
「○○ちゃんがぬらなかったからだよ。どうしてわたしだけ言われなきゃいけないの!もう○○ちゃんやだ!」
と私は言ってしまいました。あとからやっぱり悪かったなと思ったので話しかけたら
「何!もうやだって言ったのはそっちでしょ!」
と言われてしまったのでやっぱりヤダという気持ちになってそのまま家に帰りました。寝る前に考えてみたところ前はあんなになかよしだったのに・・・。(前の話)このまま仲良くなれなかったらどうしようということしか浮かばないので○○ちゃんがあんなにおこったわけを考えました。私は一方的に言っちゃったところがあったなと思いました。だからあとで○○ちゃんに言われたんだと思ったから許してあげようと思いました。
次の日、私は真っ先に○○ちゃんのところに向かいました。そして○○ちゃんに
「○○ちゃん、昨日はあんなに言ってごめんね。」
とあやまると許してくれて○○ちゃんのほうもあやまってくれたので許してあげました。けんかしている時に比べたらまるで何事もなかったように仲直りしました。(まるで)
私は今回けんかをして私も悪かったけど○○ちゃんも悪かったということをお互いに分かり合って許しあってよかったなと思いました。これからはなるべくけんかをしないようにしようと思いました。(心の中で思ったこと)私はそのあと○○ちゃんと遊びに行きました。(動作情景の結び)
講評 kira
まりりんちゃん、こんにちは。お友達のこと、自分のこと、心をじっと見つめてみたのね。
● 動作情景の結び/作文
仲よくいっしょに遊んだのね。情景の結びになりますね。
ここを動作の結びにして
「○○ちゃん、外であそぼう」
と、私は手をつなぎました。
のようにしてみると、さらにくっきりしますね。
● 前の話聞いた話
仲良しのお友だちが、約束を守ってくれなかったりすると、いちばん腹がたちますね。ましてや、相手の希望を聞いてあげていたんだから、しっかりしてよといいたくなる気持ち、わかります。
でも、きっとお友達にも、事情があったのでしょうね。「やだ!」まで言わなかったらよかったと、後悔したのね。
● たとえ● ですます
「まるで何事もなかったように仲直りしました」とたとえました。ふだん通りの、なかよしの二人にもどったのね。心がほどけたからですね。
● 心の中で思ったこと(口に出さないが心の中で思ったこと)
けんかするほど、仲がいいと言いますが、相手が怒り出すような言葉が心にうかばないように気をつけたいよね。でも、気持ちをちゃんと言い合える友達がいる、まりりんちゃんがうらやましくなりました。
★インターネットで作文などを送る場合は、念のため、自分やお友達の名前は、わからないように書くといいよ。先生は○をつかってみたけれど、ニックネームで書くのもいいね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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