対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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快適へ登る 千鳥
「涼しいな〜」
昔日本にいたころ、暑い日、特に夏休みはたいてい公園の木で木登りをした。(前の話)だが、別にサルみたいに登って楽しんでいたわけではない。だったらどうしていたかと言うと、木の上でゲームや、携帯テレビなどをやっていたのである。たまに木からおりて遊んだりした。その理由は簡単、涼しいからである。今考えてみれば、家の中の方が少し涼しいと思ったが、でも外に出た方がいいなと納得した。(わかったこと)たとえば、日光を浴びないで家でゲームをしているのと、外でゲームと運動をしているのでは、全然違うだろう。(たとえ)
ある日の話だが、僕達はいつものとおり木の上にいた。そのとき、ポツポツ、と雨が降り始めた。友達が、「そのうち止むだろ。」と言った。僕もそう思っていた。が、雨はどんどん降り出しバケツをひっくり返したような大雨になってしまった。急いで木からおり、ずぶ濡れの自転車で帰った。あのときは、かなりあせった。
ここ、フランスでは、登りやすい木が無い。というより、パリは、汚いし、危ないので、あまり外で遊ばない。またいつか木登りができたら、こう言うだろう。
「涼しいな〜」(書き出しの結び)
講評 unagi
<構成>会話による書き出しの結びができました。
<題材>「前の話」のキーワードが入りました。昔のエピソードは楽しいですね。どのように遊んだかが詳しく書かれていていいですよ。
<表現>「バケツをひっくり返したような・・・。」でたとえを使っています。大雨が上手く表現できました。木の上にいたからなおさら大変だったでしょう。
<主題>「でも外に出た方が・・・。」で分かったことが書けました。日光を浴びることに触れた説明が上手いと思います。
今回は休み宿題でした。しっかりと提出できて偉いです。タイトルが格好いいですね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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