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　　　好物への情熱　　　ブルーのインコ

「ねえ、お母さん、今日、チーズある。」
と、ぼくは言いました。お母さんは、
「あるよ。」
と言いました。ぼくは、
「よっしゃー。」
と言い、キッチンへ向かいました。
　ぼくは、毎日、お母さんに
「チーズある。」
と聞きます。なぜなら、ぼくはチーズが好きで好きでたまらないからです。
　三才のころ初めて「キリ」というチーズを海苔に絡ませて、しょうゆを付けたら美味しかったので、それ以来、ゴルゴンゾーラやカマンベール、エポワッスなど色々なチーズを食べています。ぼくは、カマンベールが今のところ、一番好きです。
　この間、ブルーチーズを食べていて、お母さんが
「もっと、チーズ食べるなら、切っていいよ。」
と言ったので、ばくはチーズを取りました。
お父さんは、
「ちょっと、それは、多いだろ。」
と言いました。
「チーズが好きだから、つい。取ってしまって。」
と言いました。やっぱり、好物はいっぱい取ってしまうものなんだなと思いました。
　お母さんと一緒に横浜の喜久屋という所に行ったらラムボールを十個くらい買っていました。（ラムボールとは、お母さんの好物です。スポンジにラム酒を浸してチョコレートでコーティングします。それがラムボールです。）
　好きなものには、情熱があるんだなと思いました。そして、ぼくは、キッチンに行き、またチーズを食べました。

　　　講評　　　wao

　
　ブルーのインコくん、こんにちは。今回は、「わたしの好きな食べ物」について書いてくれました。かっこいい題名をつけましたね。作文の内容にピッタリです。好きな食べ物だと、たくさん食べてしまいたくなるものですね。それがよくわかる書き方ができています。

　聞いた話として、３才のころのことを書いてくれました。チーズにのりをまくとおいしいという話は聞いたことがありますが、しょうゆをつけるというのは、はじめて聞きました。いろいろな食べ方があるものですね。

　先生は、以前、ラジオで「チーズと味噌」を組み合わせるとおいしいと聞いたことがあるのですが、まだこわくてやったことがありません。グルメなブルーのインコくんなら、知っているかもしれませんね。