対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   これまでの人の観察や   子ヤギ

 学問がだんだん進歩して、人間や自然のありさまについて、観察や思想が積み重なれば重なるほど、たくさんの本を読むことが必要になってくる。だから、これまでの人の観察や考えを利用するという必要があり、読書は必要である。本を読むことは、いくら苦労しても、自分自身では経験することのできないことを教えられるという利益がある。だから、われわれも、何か好きな書物を、とじ糸が三度も切れるほど愛読したいものである。(要約)
 わたしの愛読書は「オランウータンに森を返す日」という本だ。この本に初めて出会った場所は京都市伏見中央図書館だった。動物の本を借りるのが好きなわたしは、この図書館によく通っている。ある日、ふと本棚を見上げるとオランウータンの本があった。「おもしろそうだな。」と思い、本を借りてから家に帰ってまるでツバメが飛ぶような速さでどんどんページをめくりあっという間に読み終えた。(たとえ)そして、この本にはすばらしいところがいくつもあることに気付いた。文章の書き方にも工夫がされていて、読んでいるとわたしもカリマンタン島に行っているような気分になった。今ではその大好きな本を買ってもらい、ひまなときに読んでいる。この本を買ってもらえて本当によかった、と思った。
 小さい頃母に読んでもらった中で「ぼく、お月さまとはなしたよ」という絵本がある。わたしはこの頃から本が好きでよく読んでもらっていたけれど、この本が一番お気に入りだったそうだ。この本の主人公であるクマくんは山に行ってお月様に「誕生日はいつですか。」と話しかけたら、声がこだましてお月様がしゃべったように聞こえ、プレゼントを買いに帽子屋へ行った、と言う話だ。今までは、こんな物語ちっともためにならない、と思っていたけれどもこの文を読んで、このような本もためになるということがわかった。(前の話・聞いた話)
 「論語読みの論語知らず」(ことわざの引用)
このことわざのように、本の簡単なところや奥深いところなどすみからすみまで知るためには、好きな書物を韋編三絶するほど読まなければならないことがわかった。これからも、多くの本を読み、一生のうちに韋編三絶するような書物をたくさんつくりたい。(わかったこと)

   講評   yuta

◆要約は工夫してうまくまとめましたね。
◆愛読書は「オランウータンに森を返す日」。よく通っている図書館でこの本を見つけ、『まるでツバメが飛ぶような速さ』でどんどんページをめくり、『カリマンタン島に行っているような気分』になった。今ではその本を買ってもらって、いつでも読むことができるのですね。数ある本の中から、かけがえのない友となる一冊と出会う。縁を感じるね。
◆小さいときは「ぼく、お月さまとはなしたよ」という絵本が一番のお気に入りだった。何度も読んでもらったのですね。今読んでもためになるように思えないけれど、その当時に育てた感情や世界は、現在の読書や世界観の土台になっているのではないでしょうか。また将来、お母さんになってから読んでも違った味わいがありますよ。
◆「論語読みの論語知らず」ということわざのように『本の簡単なところや奥深いところなどすみずみまで知るためには、好きな書物を韋編三絶するほど読まなければならないことがわかった』。何度も読みたくなる本に出会えるというのは、幸せなことですね。
       

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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