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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   本が好き   グルミン

 これまでの人の観察や考えを利用するという必要から、読書はまず必要である。本には、いくらわれわれが苦労しても、自分自身では経験することのできない経験、それを教えてもらえる。何かそうした愛読書を、一生のうちにはみつけたいものである。
 私は、本が好きだ。だから、お気に入りの本もある。私は星新一の本が好きで、家には六冊ある。話はほとんどが好きだ。ひまな時は、時々読み返す。話の最後の方には、心に残る言葉というのがよくあるが、私は「お地蔵さまのくれたママ」という話の最後の方が心に残っている。他にも心に残っているのはいくつもある。星新一の話はSFで、未来の地球はこうなっているのかもしれないと、よく思う。しかし読んであきなくて、楽しい。本を読んでいる間は、まるでその世界にひきこまれたかのように熱中してしまう。私は、三年生の時から、星新一の本を読んでいるが、「ボッコちゃん」などは非常に印象的で、今でも覚えている。好きな話があるとよく読み返したり思い出したりしているが、その間も楽しい。
 小さいころは、ねる前に母に本を読んでもらっていた。あまり覚えていないが、「いやいやえん」を読んでもらった記憶はある。その本は今も家にあるので、時々読んでみているが、あまり小学校の高学年には向いていないと思う。一年生の時も、母に「ハリー・ポッター」を読んでもらった。第二巻までは読んでもらい、一巻は自分で学校の読書の時間にも読んだ。三巻は、こわくなってきたので、やめてもらった。しかし映画でなら、見た。幼稚園の時は、「十一匹のねこ」や、「スーホの白い馬」、「十六匹のねずみ」などを読んだ。「しずくちゃんのぼうけん」も、おもしろかった。小学校低学年になってからは、「大どろぼうホッツェンプロッツ」が一番おもしろかったが、レオ・レオニシリーズもたくさん読んだ。高学年になってからは、「赤毛のアン」や「半落ち」「THE MANZAI」などを読んだ。星新一シリーズは、まだ読んでいるから、新しい巻もほしいと思う。
 私は、本が、知識だけでなく、楽しみながら知ることができ、その世界につれていってくれるということが分かった。伝記でも、「艱難汝を玉にす」ということわざのようにして生きてきた人達を見習いたい。そしてたくさんの本を読んで、またお話の世界へ行きたいと思う。

   講評   hoemi

 グルミンさん、こんにちは。読書が大好きだということ、読書の楽しさがどこにあるかということをしっかり表現できたね。読書の習慣はこれからもなくさないようにしたいね!
【構成】 長文の骨子をおさえてまとめることができたね。
【題材】 孔子のようにとじ糸を3度も切るくらいの愛読書を持てれば最高だよね。でも、そこまでいかないにしても、心に残った本というものは誰にでもあるんだね。グルミンさんは星新一の本を愛読しているとのことだけど、どんなところが魅力なのかをきちんと書けていたよ。幼い時にお母さんが読み聞かせをしてくれた頃から今まで、そしてこれから先もずっと読書の楽しさを大切にしていきたいものだね。読書をすることで知識もつくし、自分だけの想像の世界にはばたいていくこともできるものね。
【表現】 本の世界にグイグイ引き込まれる感覚は、先生もよく分かるなぁ。上手にたとえられました。ことわざの引用もバッチリです。的確なことわざを用いることができたね。
【主題】 一生に出会える本がいったいどれくらいのものなのかは分からないけれど、自分には「この一冊! 」というような愛読書に出会えるといいね。そして、本の世界を満喫できる機会がたくさん得られるように、楽しみながら読書を続けていこう♪

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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