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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自然   リラックマン

 誰もが知っているおとぎ話、「桃太郎」は、「ある日おじいさんんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。」という語り出しから始まっている。このおとぎ話が昔から変わることなく子供たちをひきつけてきたのは、波乱に富んだ冒険談の幕あけを、かつて日本人にとってもっともありふれた日常生活の一場面においた、その巧みな語り出しにあるのではないだろうか。人間の身近にあって生活のさまざまな面で利用されるような森林を日本人は里山とよんできた。この里山の特色は、人間にとって極めて集約的に利用されながら、しかし、決して消滅することなく、長く維持されてきたことにある。その理由は里山が木材以外のさまざまな資源採取の場としても利用されつづけてきたからである。しかも、そうしたものの採取は、つねに採り尽くす「刈り取り」でなしに、必要なときに必要な分だけ求める「摘み取り」によってきた。鎮守の森は村人の進行の場であると同時に里山の中に巧みに織り込まれた、今で言えば保存林にあたる聖域でもあった。集落一帯の環境保全の急所ともいえる場所に鎮守の森が配置されていたことが今では知られている。(要約)
 私はこの話を読んで一番納得したことは、「桃太郎」が昔から変わることもなく子供たちをひきつけてきたのは、日常生活の一場面においたその巧みな語り出しということだ。
 ずっと前から私の近くに自然に満ちあふれた森がある。そこの裏道のような裏の森にはリスが食べた実のからや、何かの動物が掘った小さい穴がある。まるで動物の世界の入り口のように・・・。空気もとても気持ちく最高の場所だ。
 私は「となりのトトロ」や「もののけ姫」などの、ジブリ映画が好きだ。ジブリ映画は現実には絶対にない自然の話だから好きなのだ。今の時代は自然を大切に思ってない人ばかりなので、このような話を見て、自然は大切ということを学んでほしいと思う。
 私はこの話を読んで、人間は、何もかも大切に思っていないから、きちんとものの大切さを理解するべきだと思った。

   講評   miri

 バランスからいうと、少し要約が長いですが、全体のまとまりはよいでしょう。 
 「動物の世界の入り口」という表現はとてもファンタスティックでよいですね。自然の話から、拡大してものの大切さに結びつけた最後の段落、よくくふうしています。
                

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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