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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   科学的態度の感想文   オカピー

人間には、先入観がある。タイといえば赤いタイがすぐに赤いタイが思い浮かぶが、赤いタイもいれば赤くないタイもいる。科学的態度の出発点は、物をよくみること。蒸気機関車を発明したワットは、子供の頃からいたずら(実験)が大好きだった。同じくエジソンも実験好きだった。《要約》
 これと似た話がある。私の先入観で、ある友達を勝手に悪いやつだと思っていた。それは、私が小学校4年生のころのことだと思う。ある日、私のクラスで係活動を何にするか、決めていた時があった。そして、私は音楽係を選んだのだ。ふと思ったら、私があまり好きではない、F君と同じ係になっていた。F君はとても自分勝手で、思いやりがない子だ。音楽係は、朝の歌や帰りの歌の伴奏をしなくてはいけないのだが、音楽係の中で私だけがピアノを習っていない。私はろくに音符も読めない。そんな私にいきなり「明日、伴奏しろよ。」何ていわれたらどうしよう。そんなことばかり気にしていた。毎日スローモーションのように《たとえ》時はすぎていった。しかし、私の心配をよそにいつもF君が当たり前の様に伴奏をしてくれた。そして決して「明日はおまえの番だからな。」と、F君の口からでることはなかった。その時初めて、F君って案外優しいだなあと、思った。《前の話》
 もうひとつ先入観についての話だ。それは、絵についてだ。例えば、りんごの絵。「りんごの絵を書きなさい。」と、言われてただ真っ赤に丸を塗りつぶして描く人がいる。その人にとってりんごは赤い丸と言う先入観だがあるのだろう。でも、りんごは決して単なる真っ赤なんかではない。下のところが少し青かったり、白かったり。少し点々がついていたり。絵が下手な私に言われたくないと思うが....。先入観にとらわれすぎると、モノの本当の姿を見失ってしまう。私はだからもっと自分の眼を見開いて絵を描いていきたい。
 私はこの長文を読んで、科学的態度とはもの先入観にとらわれすぎずにモノをよく見ることから始め、疑問を実験や調査によって解決しようとする態度であると言うことが分かった。《分かったこと》

   講評   kei

今週も、とてもうまくまとまりましたね。さすがです。
●要約/ばっちりです。
●「毎日スローモーションのように〜」/ゆっくり時が過ぎたのかな?なかなか時が進まないというか、なんとなくゆううつだったということかな?
●体験実例/何回聞いても(読んでも)F君の話は、良い話ですね。意地悪かと思ったら、実はやさしい人だった。人間の先入観とはいったい?先入観にまどわされていたら、お友だちが一人少なかったかもね!リンゴの話も分かりやすいですね。うまくまとめました。
●わかったこと/すばらしいことに気づきました。これから、素敵なことがいっぱいあるから。先入観にとらわれず、よく目を見開いて、疑問に思ったことはすぐに調べる習慣を!!将来役に立ちますよ。





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