対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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本の世界 ファラオ
人間のありさまについても自然のありさまについても観察や思想が積み重なればなるほどたくさんの本を読むことが必要になってくる。
私の今までの好きな本は、歴史と『九月0日大冒険』の本である。でも歴史はたくさんあるので『九月0日大冒険』のことを書いてみる。
その本は、純という男の子とリコという女の子と明という男の子が、主役だ。これは、カレンダーが九月一日じゃなくて九月0日なっていて、きょうりゅうの時代にもどって冒険をしてしまうという話だった。私もそんな冒険がしてみたい! と思うけどきょうりゅうはぜったいいや。せめて、「アノマロカリス」のいたず〜っと前の世界でそれをクラスのみんなにみせたいなァーと思うけどぜったい無理。だってそんな時代へ行った人なんかだれ一人いないし・・・それにこの話は空想の話だからね。でもそこがおもしろい。本当にあったようにワクワクして私はまるできょうりゅうに追いかけられたりしているみたいだった。でも本当に追いかけられたら死んでしまうし、ティラノサウルスもドシドシいたころだからとってもこわいのだ。
その本は二百ページくらいあったけど、三十分くらいで読んでしまった。とってもおもしろくてドキドキしてもう目がどこにもいかなかないようにずーっと読んでいたら
「その本っておもしろいの?」
と母にそう話しかけられた。私は一しゅんだれの声かさっぱり分からなくて少ししらけた。でも頭がすっきりして
「うん!とってもおもしろい☆」
とやっと話してまた読み始めた。
私はつまらない本、もう知っている本はだんだんねむくなり最後には
「グ〜」
とねていたら
「○○ちゃんなにねてんの!」
「ぐ〜」
「○○ちゃん」
「グ〜あっごめんねちゃった」
と五分たってやっとおきてふとんをしいてやっとねるというパターンは少ないけど、大人むけや、小説などは本当につまらないんだ。
知らない漢字や言葉ばっかりで絵をどこかさがし、あったらその絵のあるページだけを読むことにしているけど、母にばれるともうかみなりどころじゃない。台風もふいてくる。でもそれがもっとひどいと母が泣いてしまうこともあるのだ。
二年生くらいの時に、私は一年生むけの本を読みたいと言った。けど母はそんな本はいつでも読めるといってとて二年生にとってはむずかしい本をすすめてきた。でもなかなか読む気にはなれず、ひみつで読んでいたら見つかってしまい、おこられしまいには母泣いてしまった。ひどくくやしく情けなく、そして悲しかった。私も一言言ってあげればよかったと思った。でも母は一日中泣いていておさまらいので母の目につかない所でねた。私も悲しくてねながらないた。一喜一憂だなと思った。
私は本はとても楽しくおもしろく、そしてなによりも大切で将来にやくにたつものだと心の中で分かった。
講評 hota
ファラオさんの、5年生になってからの平均(へいきん)字数は、1206字です。つまり、毎回、1200字をこえているということですね。しかも、今学期だけで計算すると、なんと、1360字です。それも、休まずに書いているから、すごいと思います。ずいぶん、自由に、すらすら書けるようになりましたね。とてもがんばっていますね。
この回の作文に書いてくれたように、読書もたくさんしているからでしょうね。
いい文をいっぱい読むと、心の中にたまっていって、いい文を書くこともできるようになります。がんばってね。
★今週29日はお休みで、その次は、進級テストです。書くことを考えておいてね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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