対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   好きな本   うちはサスケ

いま、学問がだんだん進歩して、人間のありさまについても、自然のありさまについても、観察や思想が積み重なれば重なるほど、たくさんの本を読むことが必要になってくる。たとえば、ロビンソン・クルーソーのように、ただひとり離れ小島にただよい着いて、不便なひとりぼっちの生活を送るということは、おたがいの一生のうちに、まずありえそうにないことである。また、孫悟空のように、雲に乗って空を飛び回ったり、耳の毛を何本かぬいて、ふっと吹けばそれがみな自分と同じサルの形になって、そのへんを走り回ると言うようなことは、空想の世界だけにあって現実の世界にはないことがらである。孔子は易を読んで、葦編三絶したと言うことがその伝記に見えている。
ぼくが一番好きな本は、「ルドルフとイッパイアッテナ」という本だ。その本は、ルドルフという黒いネコが最初に魚屋のおやじに追いかけられて、トラックの中に逃げ込もうとしたときに、追いかけていたおやじがそばにおいてあったモップを投げて頭に当たり、気がついたときには知らないところにいた話だ。ぼくはこの最初の部分が特に気に入っているところだ。
 ぼくのお母さんは、弟に本を読んであげたときに,
[あっこれ意外といい本だな〜。]
と思い好きになった本がある。その本は、「百万回生きた猫」という本だ。その本は、トラネコがいろいろな人々のペットになりある時は、王様のペットになったり、またある時は船乗りのペットになったり、しかし、ある時ネコは誰のネコでもなく野良ネコだった。そのときに白いネコを好きになり、子供を産んで白いネコが死んでネコも死ぬという話であったお母さんは
「最後に白いネコに会えてよかったな〜。」
と思ったそうだ。
 ぼくは、「ルドルフとイッパイアッテナ」が好きで、お母さんは、「百万回生きた猫」と人にはいろいろ好きな本があるということがわかった。

   講評   muri

これからもいろいろな作文の中で、自分の好きな本のことをどんどん書いていくといいですよ。どんなテーマの作文でも、本の紹介を書いて変になってしまうということはありません。ぜひやってみてくださいね。


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