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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   今を   いほと

 「現在」とは、ただちに未来から過去へと練りこまれる、時の瞬間に過ぎないのである。しかし、日常的に使われる「ただいま現在」の意味は、「予定された未来」をさすのである。未来とはなにか。本来の未来とは「ああすれば、こうなる」で拘束されていない時間である。しかし、「漠然たる未来」は、現代社会では直ちに拘束され、急速に失われていく。世界がますます「ああすれば、こうなる」ものであるように「見える」ようになると、意識が全てとなり、時間は全て現代化するのである。僕は、未来の準備の為に生きるのではなく、今この瞬間を大切に生きることがよいと思う。
 第一の理由は、先のことを考えても未来はどうなるか分からないからである。僕の学校の音楽の先生は、高校を卒業するまで英語の先生になろうと思っていたそうである。しかし、今を見てみると音楽の先生になり有名なオペラ歌手になっているのである。僕も、今は学校の先生になろうと思っているが、10年後、全く別の仕事についているかもしれない。俺には無理だと思っていたが、やってみるとできた。という風な感じではないだろうか。
 第二の理由は、未来の為に今を犠牲にするのは勿体無いからだ。僕は、今漫画を読むのを我慢して作文を書いている。まあ、これぐらいのことなら良いが、もっと大きなことになるとどうだろうか。例えば、受験をするのに備えて勉強する為に修学旅行にいかないというのはどうだろうか。そんなに勉強しても未来はどうなるか分からない。ずっと勉強していたらストレスもたまる。それに修学旅行は1回しかない。そんな人はいないだろうけど、今を有意義に過した方が良いと思う。 
 確かに予定を立てるのは大切だが、「私達の人生は、私達が費やしただけの価値がある。」という名言があるように、今を精一杯生きていきたい。

   講評   mako


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