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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   常に成功を見ろ。   悟空

私たちは、「手を上げよう」と思えば手が上げられます。手を上げるためには、たくさんの筋肉の複雑な収縮が必要だ。ところで、何をするにしろ、どうしたら失敗するか、ということを知っていて失敗することはめったにありません。どういうわけか失敗してしまう。もちろん、「こんどは絶対に成功するぞ」と思い込んでも「失敗したらたいへんだ」ということばに負けてしまう場合があります。成功した経験がないと、「成功」ということばでは脳は成功に向かってはたらかない。
 ぼくは、言葉によるあんじも大切だと思う。最近、学校で期末テストがあった。その中で、保険体育のテストが、心配でした。そのとき、この問題できると思ったら、本当に解けるようになった。暗記物だけど、そう思えばわかってくる様な気がした。特に数学は、できると思ってやらないとまったく解けなかった。どの教科もそうで、できると思えばできた。逆に、できないと思えばできない。できないと思うということは、やる気がないことにつながる。ぼくは、スポーツは得意ではない。だから、スポーツテストのときにあまりよい点数が出ない。しかも、「もうできない」と思っている。だから今度は、できると思ってやろうと思った。よく知識に勝るものはない。とぼくは聞きます。確かに勉強でもパソコンでも知識は必要だ。しかし、知識がなくともできる時だってあると思う。(複数の意見一)
 ぼくは、経験も必要だと思う。(複数の意見二)よく知識に勝るものはない。とぼくは聞きます。確かに勉強でもパソコンでも知識は必要だ。「北風と太陽」で北風は、力がとてもあった。太陽は、たくさんの知識を持っていた。北風は、力で人間のコートを脱がせようとした。しかし、人間は余計寒くなって脱がなかった。だが太陽は、人間はあったかいとコートを脱ぐと知っていた。それで太陽が人間のコートを脱がして勝ったのだ。(昔話実例・長文実例)
 ぼくは、言葉であんじするのも、経験をするのも必要だと思う。しかし、知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。という名言があるように、常に成功を見て行動する大切な心が必要だ。映画を作る人は、お金儲けにやっている人もいるかもしれないけど、一番は完成したという喜びを味わいたいからだと思う。二つ目は、見ている人にたくさんのことを思ってもらいたいということだと思う。(名言の引用・総合化の主題)

   講評   hota

 まず、満点で、進級テスト合格です。おめでとう。今回は字数も、頑張りましたね。

 力強くて、いいタイトルでした。「体験実例」も、詳しくてよかったね。

 要約は、「言葉による暗示も大切」に当たる部分、「自己暗示は特別に不思議な現象ではなく、私たちはたえず自己暗示によって行動しているともいえる。」を真ん中あたりに入れておくとパーフェクトです。

 「昔話実例」もいいですね。ただ、二つ目の意見で「経験も必要だ」と書いているので、その後の「知識」は、すべて「経験」に置き換えよう。「知識」と「経験」は、同じものではありません。「知識」は、どちらかというと、「言葉による暗示」の仲間だね。「経験」は、自分でやってみてわかったことです。太陽が、暖かいと人が服を脱ぐことを知っていたのも、知識ではなく経験からでしょう。

 「反対意見への理解」「名言の引用」「総合化の主題」はうまく書けています。

★一つだけ、注意。敬体(……です。……ます。)が混じってしまったね。要約を含め、常体(……だ。……である。)で統一しよう。

◆今週から2週続けて、代わりの先生のお電話になります。ごめんなさい。作文は、いつもどおりに送ってくださいね。
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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