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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   バイオエタノール   あい

 私は初めて「バイオエタノール」という言葉を耳にした。バイオエタノールとはサトウキビ、トウモロコシなどから作られる。そのバイオエタノールはなぜ必要になったのだろうか?
 京都議定書では地球温暖化を招く二酸化炭素など温室効果ガスを減らす目標を定めている。バイオエタノールをガソリンに直接混ぜて使えば二酸化炭素を減らす事が出来る。
 でも問題点が三つある。一つ目はバイオエタノールを作る工場が数百ヶ所も必要であり、国内で作れるかどうか分からないという事。二つ目は、ガソリンと同じだけ税金がかかると値段も上がって買ってもらえないという事。最後はガソリンに直接バイオエタノールを入れるとエンジンを傷める恐れがあるという事。
 私の対策方法は今後、原料であるトウモロコシやサトウキビなどが育ちやすい環境づくりを全世界で取り組み、地球温暖化を防げたらいいと思った。

   講評   tama

 初めて知ったバイオエタノールについて、一生懸命に考えて書いてくれたことがわかります。このように初めて聞く言葉が出題されても、慌てずに資料をよく読んでください。答えはすべて資料の中にありますから。(^^)

≪構成≫ バイオエタノールが必要となった背景、問題点、対策と、順序立てて書くことができました。書き出しの文(「私は〜なったのだろうか?」)は特に必要ないので、本題から入ってください。
 背景、問題点の書き方、内容ともにOKです。「一つ目は〜ことである」のように書くと、さらにいいと思います。

≪題材≫ 対策を、具体的に書いてみましょう。例:トウモロコシやサトウキビ以外、何でも原料にできるようにする、家庭から出るゴミなどの廃材を原料にする、など。

≪主題≫ 「まずは原料となる環境づくりをすること」。これには時間がかかりますが、問題点の根本を見極め、考えを大きくまとめたところがよかったです。


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