対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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人口について あい
資料一を見て一九四五年には人口がとても少ない事が分かる。それに対し、一九五〇年の人口増加率が急激に増えている事が分かる。一九四五年は終戦の年であり、戦争によりたくさんの国民が犠牲になり人口が減ったものと考える。終戦後人々は家庭をもち、子供を産み育てるという環境が整ってきた年であった事から人口増加率が急激に増えベビーブームを向かえたのだという。資料二からは東京、名古屋、大阪、福岡などいわゆる都市周辺地域の人口が増えている事が分かる。資料三を見て少子高齢化が進んでいる事、人口は減少しているのに、外国人は増加していることである。
この事から、人口が減る事で落ち着いた社会が作れるし、外国人が増えると日本の社会が国際的にもなるからいいと思う。しかし、少子高齢化で働く人が少なくなり経済力がおとろえ、生活しにくくなる社会になる事はよくないと思う。それから、外国人もいい人ばかりだといいけれど、文化の違いによって治安が悪くなり、犯罪が増えているというニュースをよく聞くので心配だ。
そこで対策としては、子供を産んで育てられる環境と、悪い外国人が増えない環境づくりをみんなで考えたいと思う。
講評 tama
≪わかること≫ 資料1のグラフから読み取れることを、詳しく分析することができました。「50年にピークを迎えた後、また一気に減少し、その後も現象を続けている」という点にも触れ、全体からわかることも書いておきましょう。資料2、3の考察はとてもよくできています。
≪問題≫ ここは「問題点」の記述なので、よいところは最後のまとめにおいておきましょう。(^^)
労働人口の減少によって経済力が衰えること、外国人が増えることによって、治安が悪くなるという点に注目したところはいいでしょう。「老人が快適に生活する環境が整っていないこと」や「子供の減少によって子供をターゲットにした教育市場が衰える」など、他にも少子高齢化によって起こる問題がいろいろあります。お父さんやお母さんにお話しを聞いてみましょう。
≪対策≫ 対策がやや抽象的すぎるようです。外国人の増加に伴い、入国を規制すること、逆に国際化を生かした産業や高齢者中心の産業を活性化すること、安心して子育てができるよう、高齢者の手を借りること、など具体的に記述していきましょう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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