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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   MUSIC   JOKER

 私は音楽を聴くことが好きだ。そこでいい曲に出会うことがある。例えば、自分が悩んでいる時に背中を押してくれるような歌詞がある歌。皆で楽しみながら踊れるようなダンスがある歌。これは、何度も何度も見たり聴いたりしているうちに好きになるというパターンなのだが、聴き始めてすぐ曲の良さに気付くこともある。前者の、何度も考えて答えを導き出す面で、スポーツや勉強も同じであるはずだ。そこで私は、一度きりの人生なのだから、試行錯誤をして経験を積むべきだと思った。
 そのためには、苦手意識を持たないようにすることだ。ほとんど泳いだことのない私が水泳を始めた時、楽しくて仕方がなかった。しかし、どんどん級が上がっていくと、自分よりも年上の人と同じメニューをこなさなくてはいけない。バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロールと、泳ぎも覚えなければいけなくなった。距離もどんどん伸びるし、とても大変だったが、続けていると自然と楽しいと思えるようになっていた。逃げ出さずに、ここまでやっていてよかった、と思える瞬間は必ず来るから、無理をせずに経験値を上げていくべきだ。
 確かに、あらゆる物を経験し吟味することも必要かもしれない。だが、結果が全てではなく、その過程で答えは変わるものなのではないかと思う。何事も辛くて辛くて仕方がなくても、逃げ出すことはしてはいけない。後に必ず後悔するはずだからだ。音楽に力、前に進む勇気をもらって、経験を積んでいくべきだと思った。

   講評   nane

 音楽からの導入がうまい。でも、試行錯誤の大切さとスムーズに結びつけるのはちょっと難しかった。
 水泳の体験はいいね。何でも最初は面白い。しかし、途中で飽きてくる。それでも続けているとまた、面白くなってくる。こういう流れがあるようだね。
 こういう流れがあることを知っているだけでも、これからの人生でいろいろプラスになると思うよ。
 結びで、書き出しの音楽に結びつけたところもよかった。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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