対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日0 今日344 合計344
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   死を意識すること   光龍

僕は、いつ死ぬか分からない動物と同じように、死を意識して生きる事は大切だと思う。
 その理由は、死という締め切りがあるからこそ、人間は自分の人生を精一杯生きる事ができるからだ。次の日が定期テストの時や、次の日が提出物期限のときもそうだ。
「明日はテストがあるから、がんばろう。」、
「明日までにこれを済ませないと。」と、という締め切りがあるから、精一杯がんばれる。しかし、締め切りがなかったらどうだろう。だらだらして、提出する物があるのにやるのを忘れたとしても、
「あっ、やるのを忘れた。まあ、明日やればいいか。」ということになって、いつまでもやらないに違いない。僕も、定期テストの時はいつもより、やる気が出る。
 もう一つの理由は、死のような締め切りを自覚しないと計画性のない人生を送ってしまうからだ。平均寿命の国際比較のデータ(イミダス 1998年)によると日本は男性が77歳、女性が84歳でいずれも世界1位だ。このように、何歳まで生きられるかが、大体でも分かっていれば、人生の計画が立てられる。また定期テストの話題だが、例えば、
「来週の水曜日、木曜日、金曜日がテストだ。」と、分かっていたら、
「土曜日はこれをして、日曜日にはこれをする。そして月曜日には・・・。」と、いうふうに、計画してからやると、有意義な時間を過ごせるのだ。
 確かに、死を意識しすぎて投げやりになるのは良くない。しかし、「限られた人生で、大事なことは、「何をするか」ではなく「何をしないか」である。」という名言があるように、限られている人生の中で、死という締め切りを程々に意識するからこそ有意義な人生を送ることが出来るのだ。

   講評   tama

 締め切りを意識することで、時間を有効に使い、有意義に過ごせるという考えを、しっかりと文章にすることができました。目まぐるしく流れる時間を不安なまま漠然と過ごすより、ある程度の予定を立てて時間を管理するほうが安心であり、充実した生活を送ることができるでしょう。加筆した文も生きています。よくできました。

1年間よくがんばりました。迅速な提出と、提出率の高さはピカイチです。来年も楽しくやっていきましょう。

※ 次回の電話は1月4日です。



毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)