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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   今年も良い年になりますように   おねえ

 「チャリーン・・・。ガラガラ。」
お正月。私は大分県の鶴見岳へ初もうでに行った。鶴見岳の上の方までロープウェイで行き、すぐそこにある所で、お参りをした。
「健康に・・・楽しく・・・それから−。」
と、いろいろ考えていたが、とりあえず、良い年になることを祈った。それから、ロープウェイに乗る前にもらった絵馬を、持って帰るか書いて結ぶかを考えた。しかし結局書くことにした。ここで書いて結んでおいたら、ご利やくがありそうだと思ったからである。でも、わたしはいのしし年だから、その絵馬もほしかった。そしてその絵馬に今度は何を書くか考えたが、先に鶴見岳の頂上へみんなで登ることになった。
 私は走って階段を上っていったため、すごくつかれたが、なんとか頂上に着いた。ハアハア言っていたが、楽しかった。それに、気持ちが良かった。写真をとったり景色をながめたりしてから、さっきの所へ戻ることになった。途中で、さっきの所とは別にお参りする所があったので、そこでまたお参りをしてから、戻った。そこでは、平凡だが家族の健康を祈った。まるで、いろいろな所でお参りをしたら、その分、かないやすくなるかのようだが、たくさんしておいた方が良いかと思った。戻ってからは、絵馬にお願い事を書いた。絵馬は、一番お願いのかないそうな、おさい銭のそばの高い所につけた。その後おみくじをひいたら、なんと兄弟3人とも吉だった。書いてあることは違うが、吉しか出ないのかなと思っていると、小さい子が何人か、
「わあい、わあい。大吉だ、やったあ。」
とさけんでいた。だから、不思議なこともあるのだなと思った。おみくじを木の枝にしばってから、一応ご利やくがありますようにと、願っておいた。
 私は、チリに住んでいるから、去年はチリでお正月をすごした。その時は、ふつうにおぞうにやおせち料理を食べ、お年玉をもらった。でも、何故か、
「あけまして、おめでとう。」
と、言うのが少しはずかしかった。言うことは言ったが、あまり気が進まなかった。お年玉は、チリの単位ノ、ペソでもらった。おぞうには大好きというわけではないが、おもちが好きだし、久しぶりだったので、うれしかった。やっぱりお正月は楽しい。その後は、いつものようにして遊んでいた。
 私は、お正月をいろいろな所ですごすが、毎年、楽しいお正月になっている。そして、お正月は楽しくなれるということがわかった。「笑うかどには福来たる」ということわざがあるが、今年はいつもよりもっと楽しく笑っていられるようにしたい。目標も達成し、願いごともかなうように、努力しようと思う。本当に福が来てくれるようにがんばりたい。そして、今年も良い年になりますように。

   講評   hoemi

 久しぶりの日本でお正月休みを満喫できたようだね。
全体の印象として一文一文が短く、物足りなさが残るよ。伝えたいことをもう少し率直に文章になおしていこう。例えば絵馬を持ち帰るか結ぶかを迷っていた場面では、「結局書くことにした」理由などをつけてみるといいよ。
【構成】 最後の一文を工夫できたね。本当に今年も良い年になるといいね。
【題材】 前の話としてチリで過ごしたお正月のことを書いてくれたね。チリと日本でのお正月の過ごし方の違いについても書けると内容が深まっていいよ。
【表現】 たとえもことわざの引用もバッチリできているよ。
【主題】 「お正月は楽しくなれる」と一言で言い切ってしまわず、楽しくなれるのはなぜか、どんな風に楽しいのか、前の段落で書いてきたことをまとめつつ書けるといいね。

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