対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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クリスマス会 おそほ
ピンポーン。
私は、友達の家に着いた。年に一度のクリスマス会だ。
「メリークリスマス。」
「いらっしゃい。あがって。」
そう言って友達はどたどたと、戻っていった。「おじゃまします。大変そうだね。手伝おうか。」
「うんん。大丈夫。もう終わったし。」
かなり大変だったんだろう。同時進行で料理をしていたらしくて、ホットケーキがこげている。しばらくして、もう一人の友達が来た。クリスマス会の始まりだ。
クリスマス会のメインイベントと言えば、プレゼント交換。その前に、クラッカーを鳴らす。ちらからないタイプでそうじもしないですむ。
「せーの。」
バーン。三個のクラッカーが鳴った。まるで、運動会で鳴らすピストルのような音だった。
クラッカーから、かざりを取り出し、ツリーにかざりつけ。
「豪華になったね。」
私が言うと、二人とも大きくうなずいた。その後おやつとジュースを飲んで、プレゼント交換。みんなで、「ジングルベル」を歌った。しかし、きりがつかない。二組の友達が、
「もうそろそろ終わらない。」
「そうだね。次のサビの部分で終わろう。」
その意見は取り入れられ、サビを歌い、終わった。二組の友達は、私の。クラスメートの友達は、二組の友達の。私は、クラスメートの。みんな、なかなかのプレゼントで、喜んだ。
私がプレゼントを買ったのは、デパートの百円ショップ。理由は、予算が三百円以上五百円以内だからだ。そこの百円ショップは、品揃えもいいのだ。私が買ったのは、システム手帳、それにあうボールペン、木でできた箱。何を買うというのは決まっていたが、細かくはきめていなっかたので時間がかかった。システム手帳は、中身が別売りだった。外は、すぐ決まったが中身がなかなかいいのが見つからない。やっとの思いで見つけた時はうれしかった。これはすぐに見つけられられた。箱は最初、アクセサリーにするつもりだったが見つからず、箱にした。
人間にとってプレゼントは気持ちがつまっている。うけとる人もあげる人の気持ちがつまっている。クリスマス会が始まり、何時間という時間が過ぎ、終わった。最後の言葉は、
「早いけど、明けましておめでとう。」
講評 hira
みんながこの日を大切に過ごしたことがわかる内容ですね。準備をしてくれたお友だちへの気遣いの言葉、豪華になったツリーを三人で見ている様子など、読み終わった後、心がじんわりあたたかくなる作品です。
構成 ◎ 書き出しの工夫/作文 ◎ 中心を決める● 書き出しの結び/作文
「メリークリスマス&あけましておめでとう」とは、上手く書き出しと結びをきめられましたね!
題材 ● 前の話聞いた話 ◎ 体験実例
みんながお互い良い友だちであることがエピソードからにじみ出ていますね。描写力があるなあ。終わらないプレゼント交換の場面、笑いだったのか、それとも困った様子だったのかをもう少し読みたかったな。プレゼントのエピソードも◎。
表現 ● たとえ ● ことわざの引用◎ ユーモア表現
「パンッ」と景気の良い音が聞こえてきそうなたとえですね。
主題 ● 一般化の主題
内容にぴったり合った主題が書けました。パーティそのものも、みんなの気持ちがつまっている感じがするね。お互いを大事に思う友だちがいるって幸せなことだなあと思いましたよ。
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