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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   戦争の過ち   悟空

慰霊祭のたびに官僚たちの挨拶がある。「……みなさまの尊い犠牲の上に今の平和があることを決して忘れず……」という言い回しを何度か聞いた。そのたびにそれは違うと思った。ヒロシマへの原爆投下の正当性を言い張る人々がまだアメリカには多いようだ。二十年前の八月十五日、私は哀れな捕虜として、フィリピンの収容所にいた。敗戦が近いのは覚悟していたが、祖国が敗れたのは初めての体験である。捕虜の仲間といっしょに、少し泣いた」と大岡昇平は書いた。
過去の過ちをはっきりさせ反省することが大切だ。(複数の意見一)ぼくは、よく勉強で間違えたのはいいけどそれをしっかり見直ししろといわれる。確かに、間違えたのはいいがそれをできるようすることは、大切だと思う。ふざけていてやってしまったことや遊んでいた悪いことをしてしまったりしたら、それを深く反省することが大事だと思う。
しかし、過ちを事前に防ぐことも大事だ。(複数の意見二)確かに、悪いことをする前にスレが悪いと気づけばそれを事前に防ぐことができる。三匹の子豚などでは、長男と次男は楽をするために適当な家を作るけれど、末っ子の豚は、何が起きても安心な家を建てたその結果、おおかみに襲われても大丈夫だった。(昔話実例・長文実例)
確かに過去の過ちを見直すことも事前に防ぐことも大切だが、悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。という名言があるように戦争のような過ちをなくそうとする意志が大切だ。(総合化の主題・名言の引用)                                                                                                                                                                                                                        

   講評   hota

 今回は、字数が少し増えたね。いいですね。全体には、短いけれどバランスよくまとまっています。第2〜4の各段落、あと100字くらいずつ増えたら、今学期の字数でもうまくまとまりそうですね。

 要約は、最後の大岡昇平さんの話の代わりに、「戦後五十年、各論として名誉の破片を拾う本はたくさん出たが、究極の責任を問う史書はまだ出ていない。」を入れておいた方がいいかな。

 複数の意見とその実例はいいね。「体験実例」、「昔話実例」の入れ方が上手になりましたね。

 最後の段落、「名言の引用」と、「総合化の主題」もうまく入りました。よかったです。総合評価の○は、字数の分だけです。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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