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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   持久走で体力を   千鳥

「でも体力つけるって、持久走じゃなきゃダメなの?」
僕は、四年生のときに持久走をやった。持久走とは、当然だが、マラソンとほぼ同じである。どうやら体力作りが目的らしい。僕は、マラソンは別に好きでも嫌いでもない。だが、地味で面白くないため、他の種目に比べたら悪い方なので、僕もみんなと同じように嫌がった。
序盤、中盤は、先生が、「自分のペースを見つける」ということをしつこく言っていた。後半は、とにかく長く走るということが目標になった。僕の学校のサッカーコートの周りを走るのだが、一周が大体250mぐらいある。僕は、それを大体8〜10周した。さっきも言ったが、持久走は無駄に疲れてしまう。ゼェゼェいって、変態のような感じになってしまうのもいやだ。(たとえ)
だが、少しだけ無駄な疲れが無駄でなくなるときがある。それは、ジュースを飲むのだ。学校にはよく故障する自販機がある。それを、体育が終わったときに買って飲むのだ。そのジュースは、格別美味く感じる。だが、もし寒いときに持久走をやっても、あまり飲む気はしないし、美味しく感じもしないだろう。ちょうどいいときに飲まねば、ならない。まさに、そっ啄の機ということだ。(諺の引用)
マラソンとは違うが、僕が住んでいるフランスで、一年に一度大きなイベントがある。それは、「ツールドフランス」というものだ。自転車で、長距離を走り順位を競う。ゴールは凱旋門だ。聞いた話では、大体1000km以上走るらしい。(前の話聞いた話)この鉄人レースは、マラソンと同じく、見て感動する人が多数いるらしい。僕は、すごいなとは思うが、別に感動まではいかない。だが、その人たちは多分、「人間はがんばればここまでできる」ということに感動するのだろう。
マラソンや自転車レースは、非常に疲れるが、人間の底力が見られるのから人気があることと、疲れているときは、美味いものがさらに美味くなるということがわかった。(わかったこと)体力をつけるためにも、定期的に走って生きたいと思う。
「でも体力つけるって、持久走じゃなきゃダメなの?」(書き出しの結び)

   講評   unagi

 <字数>879字。かなり伸びました。この調子でいきましょう。
 <構成>「でも体力つけるって・・・。」書き出しの結びができました。走るのは疲れるので、繰り返しそう思う気持ちは分かります。しかし、疲れるからこそ鍛えられるようですよ。

 <題材>ツールドフランスにまつわる「前の話聞いた話」が書けました。マラソンとの共通点を上手くまとめることができました。
 <表現>「ゼェゼェ言って・・・。」でたとえを書いています。また「そっ啄の機」をさっそく応用しましたね。よくできました。
                   
 <主題>「マラソンや自転車レースは・・・分かった。」素晴らしい「分かったこと」です。
<表記>段落は一マス空けましょう。

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