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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   今から話そう   ヒーロー

全員一致の裁判は作用されないのだろうか。だがみんなが賛成したらそれも疑わしい。一つのパラドックスとして、全員一致は採用せずという理屈も理解できる。そうかといってみんなが賛成せずに40%の人は反対し、あとの60%の人が賛成して、かったからといってすぐに採用するわけにはいかない。
確かに、多数決で物事を決めることは大切だ。多くの人がそのような考えで一致し、物事を決めるのは当たり前だ。例えば学校で目標やテーマを決めるとき一番いい目標はたくさんの人がこれはいいと言った意見だ。もう一つの例は大統領選挙だ。この選挙でも多数決で決まり、一番票が多かった人が日本の新しい大統領となるのだ。この選挙が多数決で決まらなかったらどうなるのだろう。多分、国民からの指示力がなく一揆に反対意見が来て、良い国造りができないのではないだろうか。このように公平そして物事を決めた後にもなんだかの力が付いてくる一番の方法だと思う。
しかし、全員で一致するまで話し合う事も大切だ。たとえ時間がかかってもみんなが一致しないと盛り上がらないときもある。それは学校の運動会などの全員が一生懸命に頑張る姿が見ているほうでも感動的などだ。どんなに負けていてもみんなが一致団結し、必死に頑張れば、くいは残らないと思う。昔話の桃太郎の話に鬼を退治しに行くときもそうではないか。もし、だれかが疲れていた、あきらめようとしていたなら絶対にあの話の結末は違っていたはずだ。なぜあのような結末になったかというと、みんなが一緒に頑張ったかではないだろうか。
確かに多数決も全員一致まで話し合うことにそれぞれにたくさんの良さがあると思う。だが一番大切なのは「議会の目的は、議論を殴り合いの代用品にすることである。」と言う名言のように人を邪魔せずにその話の過程を考えながら話すことだ。

   講評   takeko

難しい問題ですが、よく考えてまとめました。
「要約」は質問もありましたが、電話の説明に付け加えますね。長文問題は、国語の試験でも「作者のいいたいことは何か」ということが出てきます。それが要約の中心にもなります。作者のいいたいことは、たいてい最後の段落に出てきます。だから、最後の段落の意見から、長文を読み直すこともいい方法です。この場合は「全員一致を排除するパラドックスもおおいに意味を持つように思えてならない」ですね。ヒーローくんの要約では、最後にこの文をつけくわえれば、要約全体としての意味もまとめることができます。1行目の「裁判」は「採決」、「作用」は「採用」のあやまり。
「意見A」ここで、ちょっと社会科としてのあやまりがあります。まず、日本には「大統領」はいないんですよ。韓国やアメリカは大統領ですね。日本は「首相(内閣総理大臣)」です。日本の首相を選ぶときは議会内での多数決投票になり、国民全体の多数決投票ではありません。。日本国憲法で、国会での議決にもとづく指名制により決まる、とされているんですよ。へぇー!と思いましたか?
「意見B」と「意見A」ですが、対立した意見にするためには、「意見A」は、「全員一致というのは、よくない面がある」または「多数決はよくない」というふうにしないと、AもBも、全員一致が「いい」という意見になってしまっています。
「名言」と「まとめ」、「昔話実例」もよくできました!「だれかが疲れていた、あきらめようとしていたなら絶対にあの話の結末は違っていたはずだ。」というのは、いい文です!
項目の書き込みを忘れないで!点が半分に減点されます。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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