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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   千里の道も一歩から   ゆっぴ

 「ビュ〜ン、ビュ〜ン、ビュ〜ン…」
わたしは縄跳びを跳ぶこと自体はあまり嫌いではない。しかしいくらがんばっても跳べない技がたくさんある。周りにいる縄跳びがうまい人を見ていると、足音が「トン、トン、トン」と軽い音なのにわたしの場合は「ドン、ドン、ドン」ととても重い感じの音だ。しかし足音を立てずに跳ぼうとすると縄に引っかかってしまう。「縄跳び」というスポーツはとても難しいスポーツだと思う。縄跳びはいろんなスポーツ選手も準備体操のときに使っているのをテレビで見たことがある。とてもいいスポーツなのだと思う。
 わたしは3年生のころまでずっと「二重跳び」という技ができなかった。いくらがんばっても、ジャンプの長さは足りているのに手がうまく回らなかった。体育の先生や友達に教えてもらってもできなかった。縄跳びというものは、人に教えてもらってできるようになるスポーツではない。自分で少しずつ努力していきコツをつかむまで跳んでできるようになるものだ。わたしは4年生になるとやっと二重とびができるようになった。3年生のときに努力をしてきた成果だと思った。最近では二重とびが50回くらいできるようになった。今ではできなかったころがとても信じられない。それでも、わたしよりもっとうまい人がいる。わたしの倍以上の数の、120回くらい跳ぶ人がいるのだ。そしてわたしができない、「ツバメ返し」、「はやぶさ」、「後ろ二重とび」、「三重跳び」なども100回くらいできる人がいるのだ。そのようなすごい人を見ると、わたしはこれからもどんどん縄跳びの練習を続けていかなければいけないと思う。わたしは二重跳びが50回できただけで全然すごくないのだ。
 今週の金曜日ごろからわたしの学校では、「縄跳び大会」という全学年が参加できる大会が行われる。この大会は自分の短縄でいろんな種目に出て、出場する人たちとタイムやできた数を競う大会だ。縄跳び大会で1位や2位、3位になった人たちは学校の毎年の記録を記録するところにのる。毎年新しい記録がどんどん生まれている。わたしは「千里の道も一歩から」と思いながら自分がまだまだへたでもいろんな技にちゅうせんしている。わたしはまだ学校の中の記録がない。今年の縄跳び大会こそ記録を残したい。そして下級生に「あの6年生すごいね!」といわれたい。そして中学生になって、縄跳び大会という大会がなくても、自分で地道にコツコツと練習を重ねていきたいと思っている。
 人間にとって縄跳びとは誰でも一度はした事のある身近なスポーツである。最近では100円ショップで縄跳びが売ってたりしている。そしてあまり大きな場所が必要ないからとても身近なスポーツだと思う。そして、テレビではとても健康にいいスポーツだといっている。これからは健康のために、そして何よりも楽しむために縄跳びをいろんなスポーツの準備体操代わりとして活用していきたいと思う。

   講評   inoko

 ゆっぴさん、こんにちは。
冬になると、どうして縄跳びをするのでしょう? 冬でも縄跳びをしていれば、ポカポカとしてくるからでしょうか? 
ゆっぴさんが書いているように、縄跳びは少しずつ努力してコツをつかむもの。地道な練習が、技の習得につながるものです。途中でかんしゃくを起こしてしまってはダメですね。何度も引っかかったりすることで、きちんを縄を回せるようになったり、ジャンプのタイミングが合ってくるのです。地道な努力を積み重ねることは、私たちにとっては、とても大事なことですね。


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