対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2566 今日2534 合計5100
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   生き物と人間   おせも

 島では大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなる。島に隔離された動物に見られる、このような体のサイズの変化の方向性が「島の法則」と呼ばれるものだ。変化の方向性は、いま現に生きているものだけを見ているより時間を追って化石を調べた方が、はっきりする。
 私にも似た話がある。汚れた水槽の中に汚れた魚が住んでいたことがあった。私は魚がかわいそうだから、水槽の水をきれいな水に変えてあげた。すると魚も今まで以前にきれいになった。私は、ほんの少し魚が笑ってくれたような気がしてとてもうれしくなった。
 あと、私のおばあちゃんの近所で犬を三匹も飼っている家がある。私は学校から帰ると毎日では無いが時々遊んでいる。今はおばあちゃんの家に滅多に行かないのでどうしているかはわからないが、また遊んでみたいと思う。
 私は犬も、魚も人のきもちがわかっているということがわかった。だから、人間はもっと様々な生き物のことを知るべきだと思う。

   講評   kako

 こんにちは、おせもちゃん。
★構成:三文抜き書きが書けましたね。大事なところは一部分ではないはずですから、もう一度長文を読んでみましょう。最初の方、真ん中、最後の方から文を選んで、三文から五文を目安にするとよいと思います。
★題材:汚れた魚をきれいな水に入れると、どのように変化していくのかを具体的に書けるといいですね。なぜ、きれいになったのか、「島の法則」に当てはめて想像したことを書いてみるのも一つの方法です。犬の話はこの長文とどのような関係があるのかな。聞いた話や調べたことを書く時、長文の内容と関係していることを書いてみましょうね。
★表現:かわいい「たとえ」が入れられましたね。水槽を掃除して、きれいな水の中に魚をもどしてあげると、魚が今まで以上に元気よく泳いでいるように見えるのは錯覚なのでしょうか。でも、そう思いたいですね。
★主題:わかったことが書けましたね。しかし、「きもちがわかっている」ということは、体験実例から導き出すことは難しいと思います。わかったことは全体を通して考えることですから、この主題を書くのであれば、犬や魚が人間の気持ちがわかったという例を挙げておかなければいけませんね。

      



毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)