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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   狂気は人を助けることがある   AZUKI

 私は飽きやすい人間である。新しい物があると、とりあえず手をつけてみる。大概はそれで「はまって」しまう。そして何日、何週間か「はまった」状態が続くと、だんだん飽きてくる。そして飽きてしまうのだ。昔飽きてしまったものをまたやってみると、もう一度「はまる」そしてしばらくすると飽きる。その繰り返しだ。この文章を読んで思ったのは、狂気とはまることはたとえ=(イコール)で結ばれなくても≠くらいにはなるのではないかということだ。むさぼるようにある物事にとりつき、しばらくするとそれをやめる。そういうところが似ていると思った。狂気とはまるということが似ているとなれば、狂気が無ければはまるということもないということになってしまう。このことから、私は多少の狂気は良いと思う。(是非の主題)
 その理由の一つに、狂気に似た物は私たちの生活に馴染んでいるからだ(複数の理由一)。さっきあげたはまるということのほかに、気合、興奮、感動など、一気に集中して冷めていくことは、人間に良く見られることなのだ。いちいち数えて規制していたらきりがない。
 こんな経験がある。あるゲームを新しく買ってもらった。そのゲームはとても面白く、私はすぐはまってしまった。しかし、すぐに倒せない敵があらわれて(戦闘形のゲームです!)、私は飽きかかった。しかし、(ゲームなどでは私よりすぐ上の段階まで行ってしまう)妹が
「私親方とアニキ(キャラクターの名前)倒したよ!」
と言ってきた。私は妹からコツを聞き、その敵を倒すことが出来た。そしてまたそのゲームにはまってしまった。
 そしてもう一つの理由は、平和ではやはりつまらないからである。(複数の理由ニ)物語も、ドラマも、ゲームも、平和に日常が過ぎるものはすごく少ない。大概平和なところにアクシデント、厄介事が持ち込まれるパターンだ。そのほうが、平和に慣れてしまっている私たちには面白く感じるのだろう。
 あと、平和すぎるとストレスが溜まってしまうからかもしれない。平和ということは、誰かが少なからず我慢しているからおこる状態だ。それが長く続けば、相当にストレスが溜まってしまう。たまには狂気——ストレス発散も必要である。ちなみに十代女性のストレス発散方法は、一位カラオケ(16,4%) 二位食べる(7,5%) 三位長電話(5,6%)だそうだ。(データ実例)しかし、私の発散方法は、どれにも当てはまらない。ボーリングなどをして発散することもあるが、大概は新聞紙をびりびりにやぶいたり、いらいらすることを言われた瞬間に、相手のことを心の中でなじっている(?)ことがほとんどだ。貯めないタイプなのである(笑。
 たしかに、冷静さを保つことは大切だ。(反対意見への理解)テストなどでも落ちついてやれば出来るのに、ケアレスミスをしてしまうことがよくある。しかし、「行動するためには、多くのことに無知でなければいけない」と言う名言にあるように、無知と同じような状態になる狂気は、多少必要なのだ。(名言の引用)
 以上のことから、私は多少の狂気は良いと思った。(是非の主題)

   講評   jun

 二つの理由をバランスよく書くことができましたね。体験実例もデータ実例も入りました。
 結びもしっかりまとめることができています。

 作文テストは合格です。おめでとう!
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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