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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   かかわりから生まれるもの   

『あなたは最近人とかかわりを持っていますか?』
そんな質問をされたとき、あなたは『はい』と即答できるだろうか。『クラスメイトの全員の名前をいえますか?』と聞かれたとき、きちんと答えられる人はいるだろうか。そんなことはささいなことだけれども、こんなことがきちんと答えられる人は、今の世の中めったにいないかもしれない。先程の質問に答えられない人が果たして人とかかわりを持っているといえるとは、想像もつかない。現実に、私たち人々は他人とのかかわりを自ら拒んでしまう世の中になっているのだ。だからこそ、今私たちにはもっと人とのかかわりをもつべきである。
 そのためにはまず、みんな仲間であると思ってどんどん接していくべきである。私は、高校に入学してたくさんの友達ができた。自分からどんどん話しかけて、いろんな人とかかわるようにした。初めは、ただ会話をつなげたりするのにも変に力が入ってしまったりしてしまったけれど、今となってはそれもいい思い出である。実際、入学してから何ヶ月かたってから友達になった子とは今ではもう何でも話せるくらいの心の友となっている。その子と仲良くなるのはなぜか、他の友達に比べて遅かったが、そんなことに時期なんて関係なく、勇気をだして仲良くなれたならみんな自分の仲間である。クラスが違っても、私は同じ高校に集まった人は、集まったことに何かの縁があると思うから『大切な仲間』だと思う。私は、自分からどんどん『仲間』を作っていって本当によかったと思う。自分も大きく成長できるし、何より毎日が楽しい。仲間がいないのは実にさびしくつまらない人生を送ってしまうことと同じだ。仲間はどんな人にとっても必要だ。ほんのちょっとの勇気だけでこんなに楽しい毎日が送れるのなら、絶対少し頑張ってみるべきである。
 また、相手に思いやりの心を持つことも必要である。せっかく友達ができても、その人を大切にしなければ意味がない。他人は自分の気づかない所でも手助けをしてくれている。そんな人たちに優しい手を自分も差しのべなかったら、申し訳ないと思わずにはいられない。人に優しく、これは人として当たり前のマナーであると思う。
 確かに、時には自分ひとりでも生きていける気がするかもしれない。しかし、はっきり言うがそんなことは絶対といっていいほど有り得ないことだ。人は一人では生きていけない。有名な言葉だが人という文字は人と人が支えあって成り立つ。本当のことだと思う。人が誕生するのも人と人が支えあって励ましあってできるものだ。何かを成功させられるのもみんなとのかかわりと支えあいでできるものなのだ。
 人は一人では生きていけない。だから、支えてくれる人々とのかかわりを大切にしていくべきだ。そしてまた、友達が苦しんでいたら支えてあげ、自分が苦しい時は回りの人々に甘えるのも大切なことである。私は、人とのかかわりを大切にし、人々とたくさんかかわって世界中の人々を笑顔にしていきたい。かかわりから生まれるものは、他とは比べものにならないほど大きなものである。

   講評   mako


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