対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   待ってました楽しい給食   ロビン

「キーンコーンカーンコーン♪」
あまり好きではない音楽の時間が終わり、楽しい給食が始まろうとしています。机をくっつけ四人一班で食べます。
 給食は給食当番はいやだけど食べるのは好きです。好き嫌いは無いけれど、その中できらいなものはわかさぎのフリッターです。母は
「えー。あれ、おいしいのに何できらいなの。まあがんばって食べているのなら、べつにいいんだけど。」
と言っています。友達もいやだと言っていて、女子はよくぼくに、
「これ、どんな味だったっけ。ちょっとあなた味見しなさいよ。」
と何か知らないけど、僕に味見をさせます。けれど、その後
「あなたは何でもおいしいと言うからもういいや。他の人に聞こう。」
と、せっかく食べたのに、お礼の一言も言わず、他の人に聞きに行ってしまいます。でも、確かに僕は、まずくても必ず
「おいしい。」
と言ってしまうので他の人に聞いた方がいいかもしれません。でも友達に
「どんな味?」
と聞かれない時は、こっそり後ろを向き、鼻をつまみながら食べています。
 そして好きな給食といえば、あげパンとたまごスープ、それにさけそぼろがかかったご飯です。野菜では、もやしとにんじん、ほうれん草、ごまが入っているごま酢和えが好きです。あげパンは甘くておいしいので残す人は一人もいません。たまごスープは、野菜がシャキシャキしておいしいです。さけそぼろがかかったごはんは、さけがおいしく、何倍もおかわりしたいです。そしてごま酢和えは、他の人は嫌いみたいだけどぼくはとっても好きで
「り−ちゃんよく食べられるなー。」
と言われます。まるで、たった一人の大食い人間のようです。
 母や父に好きな給食と嫌いな給食を聞いてみると
「お母さんはねえ、くじらのからあげとソフトめんが好きだったんだよ。昔はパンしかなくて、ご飯は全然でてこなかったんだよ。嫌いだった給食は干しぶどうが入ったサラダがいやだったね。」
父は
「ハンバーグとサラダがすきだったかなー。きらいだったのはくじらの肉だった気がする。」
と母も父も昔の事を思い出しぺちゃくちゃぺちゃくちゃしゃべっていました。ぼくは、くじらの肉があったのとごはんが無かった事におどろきました。
 今日も僕は給食の時間にならないかなと思いながら時計をずっとながめていました。

   講評   hutu

今月もがんばって作文に取り組むことができました。
春から新しい課題です。また一緒に取り組んでいきましょう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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