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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   創造の仕方   ぼんちゃん

 まったく新しいすばらしいものをうみだす「創造」の秘密はどこにあるのだろうか。創造はあまりにも謎めいているので「天才」にだけできることとかたづけてしまいがちだ。しかしまったく新しいものといっても,人間はなにもないところから,魔法の力でそれをうみだすのではないわけない。かんじんなのは,それまでほかの人がやらなかった組みあわせをこころみるか,こころみないかなのだ。こう考えてくると,だめでもともとだとおもって試してみるかどうか,よいとかんじたらそれをくりかえしつみかさねるかどうか,それが創造にたどりつくかどうかの境目になる。このような脳の働きを役だて,創造のために「こころみ」をつみかさねないのは,まったく人間らしくないことになる。
 「創造」には新しいものを初めてつくり出すこと,という意味がある。しかし,長文にも書いてある通り,人間はもともとあるものを組みあわせ,あるいは変化させて創造をしているのである。私は特に創造という動作をしたことがないと思う。でも,いい「アイディア」は何回か頭に浮かんできたことがある。例えば前に超小型液晶テレビがあればいいなと思った。持ち運びができ,いつでもどこでもテレビが見られるといいなと何年か前におもっていた。するとまるで私の願いを聞いたかのように,携帯で地上デジタル放送を受信できる「ワンセグ」が開発された。たぶん,私と同じような考えを持った人がたくさんいたのだろう。私の頭の中では,度々アイディアが誕生している。しかし,どれも簡単に実行できそうにもないものばかりなのである。
 この長文には,創造とはいろいろ試してみることから始まると書いてある。私がいろいろなことを試してみて答えにたどり着けてうれしかったのは算数だ。後から考えてみると難問というほどではないのだが,公式も知らずに解けたときはとてもうれしかった。自分の脳の思考力を総動員して,印刷されている問題の字がもう薄れてしまっているときにようやく解けると
「やったぁー!!」
と叫びだしたくなるほど達成感があるのだ。
 私がこの長文を読んでわかったことは試すこと,すなわち,試行錯誤が創造につながるということだ。「人間は一本の葦に過ぎない。しかしそれは考える葦である」ということわざがあるように私たちは大脳を使って創造のために日々試行錯誤していかなくてはならないのかもしれない。

   講評   kirara

 この一年もがんばって作文を書けましたね。4月からも、ぼんちゃんの世界を守りつつ、楽しく書いていきましょう。

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