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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   落ち着いてすれば   ミスターカービィ

 私は小学生の頃、川で溺れかけた。元いた岸に泳ぎつごうともがかず、下流に向かって泳ぎ始めた。怪我をして、全く動けないときふと、このことを思い出した。神は、試練とともに、脱出の道も備えてくれる。」という聖書の一節が心に響きわたった。
 ぼくが、「私は小さい頃」を読んで、驚いたことがある。それは、作者が激流に流されても、落ち着いていたことだ。もしも、これがぼくだったら大パニックになって、流されるだろう。 
 ぼくにも、似た話がある。それは、ある日の出来事だ。ぼくの家の近くの坂で起こったことだ。ぼくが、ジェット機のようなすごいスピードで自転車をこいでいたそのときだ。前に小さな穴があったことに気が付かず、穴に気が付いたときには、驚いた。
ズダ−ン
自転車ごと前のめりになり体が地面に叩き付けられた。ぼくは、歩道沿いに一回転し、自転車は、穴にはまって逆立ちをしていた。イテテ、何でこんな所に穴があるんだろう、と疑問を感じた。自転車を穴から取り出し、家へ帰った。
 以前、動態着陸をした飛行機を覚えているだろうか。あの飛行機のパイロットは、きちんと冷静に考えたから乗客は、皆無事だったんだろう。前の車輪が開かないことを知ったパイロットは、飛行機の燃料を無くすため、空中を数分回り離陸したのである。ぼくは、このパイロットが英雄みたいだな、と尊敬した。
 このパイロットや作者だって、落ち着いて行動したから安全でいられたのだ。ようするに、何事も落ち着いてすれば、必ず成功するのである。ぼくも、今までのように慌ててせずに、落ち着いてしよう、と心に誓った。

   講評   ita

 こんにちは、カービィー君。マッツーとひさしぶりに遊べて楽しかったことでしょう。よかったね。
【第一段落】
 要約が三文抜書きになってしまったかな? あと2文くらい抜き出しつなげて書きましょう。大体150字〜200字くらいになるように。
【第二段落】
 坂の上から転げ落ちた話を実例として書けました。ここで長文のポイントをもう一度思い出してみましょう。「あわてず対応することは大切」「与えられた運命に逆らわず、流れにまかせることも一つの手」というものです。今回のアクシデントからどういうことを伝えたかったのかな? 前者であれば「足から出る血の量を見て冷静に判断し、そのまま目的地まで向かった」となるし、後者であれば「あの時、急ブレーキをかけていたら、頭からコンクリートに落ちていたことだろう」となる。自分の言いたいことをしっかり頭に入れて、実例の後の「思ったこと」を書くように。
【第三段落】
 これはいい実例ですね。いうことなし!
【第四段落】
 落ち着きは大切ですね。いいことに気づきました。
           

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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