対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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少年の頃の桜は あいち
最近、桜を見に行った。桜の咲き始めの風情に富んでいる言葉は沢山ある。が、満開に咲いている時の言葉は、どれもしっくりくるものでは無かった。また、秋に信州のからまつの葉でも、似たような経験をした。このように、自然にはまだまだ言葉に出来ないことがあるのである。
私にも、言葉に出来ないような経験をしたことがある。ある日、友達と喧嘩をしてしまい、言いたいことがあって電話をしたら、いざ友達と話すという時に上手く言葉に出来ず、これからも仲良くしたいのに、少し誤解を招いてしまったこともあった。
初めての海外でニュージーランドに行った時、見たこともない日本とは違う風景や人、物に、違う言葉飛び交っていたからなのかなんと表現していいか分からず、いつまでも友達と「綺麗だね。」としか言っていなかった記憶がある。
人間にとって言葉とは、自分の意見を伝えることが出来る一つの便利な道具だと思う。言葉を沢山知っていても、言葉に出来ないものは必ずあるだろう。また、なんでも言葉にしてしまったら、どんなに桜のような綺麗な景色でも、心の中で感動することが出来なくなってしまうのだと思う。これからも、言葉に出来ないものは、自分の心の中で感じることが出来たらいいと思う。
講評 nane
要約は、簡潔にまとめたね。このように三文ぐらいですばやくまとめていくのが大事なところ。
友達との喧嘩のあとの電話の例は、いいね。こういう具体的な実例をすぐに思い出せると、文章に説得力が出てくる。
ニュージーランドの「綺麗だね」もいい例。英語で、「イッツ ビューティフル」などと言っていたのかなあ。(笑)
言葉と世界の話は、これからも使えそう。言葉を豊かにするとともに、言葉にはできない世界を感じるということも必要なのだろうね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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